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映画監督で俳優の北野武さんが11月15日、旧ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏による性加害の問題をめぐり、「商品として人間を扱って、それを見せ物としてお金を稼ぐのが芸能界だという昔ながらの習慣が残っている」と述べた。

日本外国特派員協会の会見で、問題について問われた際に発言した。

●ジャニー氏の性加害を聞いて「当然あるだろうなとしか」

「スマイルアップ」(旧ジャニーズ事務所)は喜多川氏の性加害を認めて謝罪したうえで、被害補償に向けた取り組みを進めている。

今年、BBCのドキュメンタリーが取り上げるまで、日本の大手メディアがスルーしてきたこともまた問題視されている。

北野さんは会見の冒頭の挨拶では「はじめまして。『ジャニー北野川』です」とボケたが、問題について問われると、真剣なトーンで次のようにコメントした。

「芸能界、ジャニーズのタレントと仕事を何十年もやってるので、そういうことは噂を聞くし、いろんな人からそれはよくあったことだとよく聞くけれど、自分たちにとっては、そういう世界に行ったら当然あるだろうなとしか。それくらいにしか考えてなくて、最近になって海外でも大きな問題になるのは時代の流れかなと思う」

「芸能の仕事というのは、奴隷じゃないけど商品として人間を扱って、それを見せ物としてお金を稼ぐのが芸能界だという昔ながらの習慣が残っている。芸能界は最近はよくなったけど、昔からひどいもんだとは思ってました」

北野さんは「本能寺の変」をテーマにした新作映画『首』(11月23日公開)の監督・俳優を務めた。監督作品は『アウトレイジ最終章』以来、6年ぶり。国内外の多数のメディアが取材に訪れている。