資料:山口地方検察庁

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防府市上下水道局が発注する工事の積算に使う資材の単価に関する情報を教えるなど便宜をはかった見返りに、プロ野球の観戦チケットなどの供与を11回にわたり受けたとして、山口地検は、防府市の40代の男を収賄の罪で、防府市の50代の会社役員の男を贈賄の罪で、それぞれ2日付けで在宅起訴しました。

収賄の罪で起訴されたのは、防府市上下水道局下水道課技術補佐の村田英樹被告です。
贈賄の罪で起訴されたのは、防府市のイシマル土木の代表取締役・石丸宏明被告です。

山口地検によりますと、村田被告は、防府市上下水道局が発注する工事の積算に使用する資材の単価に関する情報を教え、便宜をはかったことに対する謝礼などとして、石丸被告から、おととし9月25日からことし5月31日までの間、11回にわたり、あわせて10万4128円相当のプロ野球観戦チケットなどの供与を福岡市内で受け、賄賂を受け取ったとされています。