Googleが2023年10月25日に、Googleの拡張現実(AR)サービスである「AR ビューティー」の機能を拡充し、新しくヘアカラーをARで試したり、ファンデーションを自分でつけたらどうなるかをバーチャルに体験できるようにしたことを発表しました。

New AR beauty tools for shoppers and brands

https://blog.google/products/shopping/ar-beauty-shopping-ads/

Google’s updated AR beauty tools make it easier to buy cosmetics online - The Verge

https://www.theverge.com/2023/10/25/23929987/google-shopping-ads-ar-beauty-virtual-makeup-tools

Googleの「AR ビューティー」は、美容製品を購入する前に仮想的に身につけることができるGoogleアプリの機能です。Googleは今回、この「AR ビューティー」ツールに新しくヘアカラーのカテゴリを導入し、フランスの化粧品メーカー・L'Oréalが展開しているさまざまなヘアカラーをあらかじめ用意されているモデルや自分で試すことができるようにしました。

Googleアプリでの検索結果にヘアカラーが表示されているので、「Try it on」とあるものを選択します。



もう一度「Try it on」を選択します。



すると、iCEOのロマンスグレーの髪が選択したヘアカラーの色になりました。Googleによると、L'Oréalの他にもRevlonやSplatといったブランドのヘアカラーも間もなく試せるようになるとのことです。



またファンデーションのカテゴリの機能も拡大されます。148の多様なモデルでファンデーションの色合いを確認できるのは従来からですが、これに加えて自分でバーチャルに試せるようになりました。

アメリカのユーザーは、Googleアプリだけでなくモバイルブラウザからでも、「AR ビューティー」でヘアカラーとファンデーションを試せるようになっているとのこと。

Googleはさらに、近日中にアイメイクやリップのカテゴリも展開する予定としています。