シニア世代に大人気のYouTuber・Mimiさん(63歳)。60代になってからYouTubeに動画をアップし始め、プチプラアイテムを使ったおしゃれなコーディネートや、ひとり暮らしのお金事情など、シニアの気になることを本音で伝えてくれると話題に。

先日、Mimiさんの2冊目の本『Mimi’s life MAGAZINE』(扶桑社刊)が発売になりました。ここでは、同書の内容を抜粋して「服を増やさないコーデ術」についてご紹介します。

【写真】ユニクロでおしゃれ「ボーダー」コーデ

60代は着まわしコーデをうまく活用して服を“増やさない”

「服を増やしたくない」、そんなお悩みは、私もよくわかります。経済的にもあまり予算はかけられないし、置き場所も必要ですし、この年齢から多くのものを所有する怖さもあります。

そこでポイントになるのが、少ない服での「着まわし」。といっても、着まわしコーデって「個性が薄い」「つまらない」になりがちですよね。

そこで着まわし方に工夫を。コーディネートのベースは、多少トレンド感のあるデザインでも「ベーシックカラー」のアイテムを選びましょう。すると、組み合わせるものを派手めな色柄ものにしたり、デザイン性のあるものにしたりしても着こなしやすいです。

スカーフや帽子といった小物でアクセントをつけるのも、洋服を増やさないコツです。

●スカートにもパンツにも「ボーダーカットソー」は合う!

ボーダーカットソー(バスクシャツ)はストライプの色、太さ、間隔が少し違うだけで印象が変わります。近年のオーバーサイズブームで、こちらもゆるめのシルエット。

・ボーダーカットソー(GU)

濃紺のバギーパンツに青白ボーダーの定番スタイル。カットソーの裾をデニムにインして、すっきりバランスよく。真っ赤なショルダーバッグで目を引くトリコロールに!

・デニム(ユニクロ)、バッグ(kipling)

ボーダーに小花柄のチャレンジコーデが、なんだかまとまって見えるのは青の同系色でまとめたおかげ。

・ジャケット(ユニクロ イネス・ド・ラ・フレサンジュのコラボ)、スカート(しまむら)

●「バギーパンツ」は濃色でやや重めを選ぶ!

バギーパンツのバギー(Baggy)とは、「ダブダブの袋のような」という意味。ゆるめのシルエットをだらしなく感じさせないためには、濃色でやや重め(厚手)の素材を選ぶこと。これはユニクロの大人気商品でした!

・バギーパンツ(ユニクロ)

バギーパンツにゆったりニットとショートブーツだとシンプルすぎるので、フリルのついたブラウスをアクセントに。少年のようなかわいらしさが魅力的!

・ブラウス(Malle)、ニット(ユニクロU)、ブーツ(GU)

カジュアルブームのいっぽうでブレザーやジャケットも流行中。バギーパンツに紺ブレを羽織ればちょっとしたお出かけもOK! グリーンの靴下がアクセント。

・ブレザー、カットソー、バッグ(ともにユニクロ)、靴(MOOI!)