副菜に悩んだら、キノコはいかがでしょうか？　種類が豊富で香りや食感もよく、主菜にたりない要素をカバーして献立に変化をもたらしてくれます。さらに、ヘルシーだからたっぷり食べても罪悪感はゼロ。キノコは副菜づくりの常連だという、人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、簡単にできるレシピを教えてもらいました。

何度も繰り返しつくりたい「キノコの副菜」

ヘルシーで風味豊かなキノコ類は、副菜はもちろんおつまみとしても重宝する食材。エノキダケを使った、おかずにもおつまみにもなるレシピを教えてもらいました。

●エノキタラコ

地味ながらうま味満点の小鉢。ご飯もお酒もすすみます。

【材料（4人分）】

エノキダケ　1袋
タラコ　1腹
万能ネギ　3本
サラダ油、酒　各大さじ1
塩　少し

【つくり方】

（1）　エノキは根元を除き、食べやすくほぐす。万能ネギは小口切りにする。タラコは薄皮を除いてほぐす。

（2）　フライパンにサラダ油を中火で熱し、（1）のエノキを炒める。しんなりしたら、（1）のタラコ、酒、塩を加え、炒め合わせる。

（3）　器に盛り、（1）の万能ネギを散らす。

 

●エノキムチ

シャキシャキ食感があとを引く、手軽な即席キムチ。

【材料（4人分）】

エノキダケ　2袋
白菜キムチ　100g
万能ネギ　3本
ゴマ油　大さじ1
A［しょうゆ、みりん　各小さじ1］
いりゴマ（白）　大さじ1

【つくり方】

（1）　エノキは根元を除き、半分に切ってほぐす。万能ネギは小口切りにする。キムチは粗みじん切りにする。

（2）　フライパンにゴマ油を中火で熱し、（1）のキムチを炒める。香りが立ったら（1）のエノキを加え、しんなりしたらAを加えて炒め合わせる。

（3）　器に盛り、（1）の万能ネギを散らしてゴマをふる。

 

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