永瀬廉

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 King & Princeの永瀬廉が3日、都内で行われた主演映画『法廷遊戯』(11月10日公開)の完成披露試写会イベントに出席。映画の内容に絡めたお題のトークで歯磨きにまつわるエピソードを披露し、「一日マックス6、7回かな。コンビニのトラベル用の歯磨き粉を使い切るからね」との発言で共演者を驚かせていた。

 小説家で弁護士の五十嵐律人が司法修習生時代に上梓した小説を映画化した本作。ロースクールの同級生の3人の男女が、実際に起きた殺人事件の真相を模擬裁判として追う中で、互いの隠された真実が浮かび上がっていく。壇上には永瀬のほか、共演者の杉咲花、北村匠海、大森南朋、戸塚純貴、深川栄洋監督も登壇した。

 永瀬は登壇すると、会場に集まった大勢の観客を見回し「やっとこの日が来た」と嬉しそうにあいさつ。「一年前から撮影を始めて、スタッフの皆さんが編集作業を終え、今日こうして皆さんにお見せできる。ありがたい気持ちでいっぱいです。嬉しいです」と言い、続く北村も「ものすごいクオリティーのものが出来上がっていますし、素直に面白かったです。この映画が僕たちのもとを旅立っていく、その行く末が気になります」と永瀬同様感慨深げな表情。

 北村はオファーを受けた際の心境を「永瀬くん(が主演)、深川監督と聞いて、断る理由がなかったです。永瀬くんとはドラマでも共演していて、杉咲さんも子供の頃から知っている。このメンバーならやろうって。しかも役がどこまでも面白い役で……」と回顧する。また、北村が洞窟での撮影が大変だったと振り返ると、杉咲が「電波のない場所でコウモリがいて……」と続き、永瀬も「寒かったし、1日おったからサバイバルしている感じでした」と思い返していた。

 永瀬は「他の映画にない撮影ですよね。5、6枚くらいインナーを着て撮影したんですけど、この撮影で戸塚くんと仲良くなれました。めちゃくちゃいじりやすいんです。戸塚くんって。それ(いじり)を優しく返してくれるから楽しくなってしまって。それ以来仲良くさせてもらっています」と、戸塚とのエピソードを明かした。

 最後に映画の内容に絡め、「個人的に有罪か無罪かどっち?」というお題でトークも行われたが、永瀬は自身の歯磨き好きを紹介。「やり始めたら長いんです。上の歯、下の歯ってやっているうちに(ロケ)ギリギリの時間になってしまって……」と話すと、北村は「一日何回くらい磨くの?」と興味津々。「一日マックス6、7回かな。コンビニのトラベル用の歯磨き粉を使い切るからね」と返す永瀬に、北村は「歯がかわいそう」と嘆いて会場を笑わせていた。(取材・文:名鹿祥史)