肉で丼が見えない! 大阪の二郎系『麺屋104』で牛白湯×魚介の「牛ラーメン肉マシマシ」を食べてきた
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●新しい二郎系として話題の『麺屋104』(大阪)で名物の「牛ラーメン肉マシマシ」を注文! 驚くほど美味しいその味わいとは?
「ガッツリとしたラーメンを食べたい!」と思い立ってラーメン屋を調べていると、丼の縁をグルッとお肉で覆ったお肉たっぷりのラーメンを発見。お店を調べてみると大阪駅から2駅の野田駅近くにある『麺屋104』ということお店でした。
スープは牛骨白湯と魚介という珍しい組み合わせ。まさにガッツリ気分にピッタリなラーメンに間違いない! という確信をもって食べに行ってきました。
野田と西九条の中間地にあるガッツリラーメン店『麺屋104』
今回紹介する『麺屋104』があるのは、JRの環状線の野田駅と西九条駅の中間くらい。野田駅で電車を降りて、高架沿いに7~8分歩いた場所にお店を発見しました。
お店は交差点から少し奥まった場所にありましたがラーメンの赤提灯があったので、見落とすことなく無事に発見。店頭のメニューを確認すると牛白湯の文字を発見しました。
店内はカウンターだけのシンプルな造り。席に座ってメニューを確認すると、牛白湯と魚介の「牛ラーメン」と、魚介ベースの「あっさりラーメン」、そして「汁なし」の3系統が基本としてあるようです。そこにお肉をどれくらい増量するか? という感じでメニューを決定するようです。
あっさりラーメンも気になりますが、ここは初志貫徹の「牛ラーメン肉マシマシ」にしたいと思います。ランチタイムには半ライス&ハーフからあげのセットがあったので、そちらも注文したいと思います。
お店はいわゆる二郎系。ニンニク関連のトッピングがあるのですが、こちらは席に一覧表があるので安心して注文ができます。「ニンニク少し」、「ヤサイ、牛アブラ、味の濃さはそれぞれふつう」というオプションで注文しました。
大迫力の「牛ラーメン肉マシマシ」の味わい方
「牛ラーメン肉マシマシ」1980円
しばらくするとラーメンの到着。丼には隙間なくびっしりと肉が覆っていてピンク色。野菜はチラッと見えますが麺はもちろん丼さえ見えない状態となっています。
まずはスープからいただきます。ちなみにお店の人によると、丼手前が牛白湯スープで、その反対の奥側に魚介スープが入っていて、別々に味わえるのでまずはそれぞれ飲んでみて下さいとのこと。
牛白湯は少し甘みも感じる濃厚なスープで、シチューかポタージュかという特濃の旨味テイスト。
お肉だらけというヴィジュアル先行のラーメンかと思っていたので不意打ちという感じでの対面となりましたが、感動するレベルのクオリティでした。
魚介ベースのスープは、魚粉の香ばしさも相まり、サッパリとしているもののダシがよく効いています。
丼を覆うお肉は自家製のローストビーフで、もっちりとした食感のアッサリした味わい。黒胡椒もピリリとアクセントがあり、丼を覆いつくすボリュームではありますが、最後までクドさを感じることなく食べられます。
麺は四角い平打ちの極太麺。麺のエッジを感じるようなブリンっとした食感で、一口すするごとに小麦のいい香りが口の中に広がりました。
ランチなら限定セットの注文はマスト!
半ライス&ハーフからあげ 300円
旨味の濃いスープを飲んでいると、白いご飯が欲しくなりますが、最初にご飯セットがあるので心強い限り、特に牛白湯との相性はピッタリ。
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セットの唐揚げはハーフサイズということで小さいのかと思いきや、とっても大振り。外はカリッと中はジュワー。カレー味なので、どんどんご飯が進んでしまいます。
スープについですが、極太麺と格闘しながらラーメンを食べ進んでいると、丼の中で自然と混ざり合って牛白湯が薄ま理、少しもったいない気もします。しかし、ずっと牛白湯が単品で続くと若干クドく、ベストの状態に混ざるように割合が計算された素晴らしいスープ配合でした。
『麺屋104』ではすでに紹介したように、汁なしや季節限定の冷やしラーメンなどバリエーションも豊富に展開しているので、何度も通いたくなるお店でした。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
麺屋 104(とし)
住:大阪府大阪市福島区野田6-4-22
TEL:050-5877-3805
営:火~金曜11:00~14:00、17:30~21:00
土・日・祝11:00~14:00、17:00~20:00
休:月曜
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。