2023年9月22日にスマートウォッチの「Apple Watch Ultra 2」が登場しました。前モデル「Apple Watch Ultra」では最大2000ニトだったディスプレイの明るさが最大3000ニトに上がり、S8チップと比べて60%も多い56億個のトランジスタを搭載したS9チップを採用するなど「パワフル」な進化を遂げたというこの端末を、実際にレビューしてみました。

Apple Watch Ultra 2 - Apple(日本)

https://www.apple.com/jp/apple-watch-ultra-2/

これがApple Watch Ultra 2の化粧箱。



Apple Watch Ultra 2と「Apple Watch Series 9」は、Appleが作った初めてのカーボンニュートラルな製品だそうで、箱の側面にはカーボンニュートラルである証のロゴが表示されています。Apple Storeで製品を購入するとき、店員さんにもこのロゴをアピールされました。



箱を裏返して開封していきます。



全部開封したところ。箱の裏のイラストと説明書のイラストが合わさって1枚の絵になるデザインです。



内容物は、説明書、本体、バンドの3種類です。



説明書はバンドのラインナップ紹介から始まり、端末の機能などが簡単に解説されています。





最後のページにはユーザーガイドが挟まっていました。



次は本体が入った箱をオープン。



本体と、先端がUSB-Cの充電ケーブルが入っていました。



これがApple Watch Ultra 2本体です。



本体天面には、バンドを通すための溝があります。



装着したときに左側に来る面にはアクションボタンがあります。フラッシュライトのオン・オフなど、いろんな機能をこのボタンに割り当てることができます。



右側面にあるボタンは、サイドボタンとデジタルクラウンです。



底面にもバンドを通すための溝があります。



裏面はこんな感じ。皮膚に直接触れる部分で、皮膚温や心拍数などを計測するセンサーが配置されています。



サイズは49mm×44mm×14.4mm。Apple Watch Series 9とは違い、Apple Watch Ultra 2のサイズはこれ1種類です。交通系ICカード、iPhone 14と大きさを比べてみました。



重さは実測で61gです。



最後はバンドの箱を開けます。



これがバンド。今回選択したのは「トレイルループ」で、カラーはオレンジ/ベージュ。サイズはS/Mです。



マジックテープで長さを調節できるようになっています。



早速バンドを本体に装着します。天面および底面の溝に、バンドをスライドさせるようにして取り付けます。



装着完了。



バンド込みの重さは実測で70gです。



実際に腕に装着しました。





手の大きな編集部員はバンドの装着に難儀していました。実際にApple Watch Ultra 2を購入するときは、まずバンドの長さを確かめることをオススメします。



この後にセットアップを行いましたが、セットアップ手順は先に掲載したApple Watch Series 9とほぼ同じだったので割愛します。詳しくは以下の記事を確認してください。

ついに出たS9チップ内蔵&watchOS 10搭載のApple Watch Series 9フォトレビュー&セットアップまとめ - GIGAZINE



違ったのは、Apple Watch Series 9にはない「アクションボタン」へ機能を割り当てるシーンがあったという点です。アクションボタンには、ワークアウト、ストップウォッチ、ウェイポイント、バックトレース、ダイビング、フラッシュライトを設定することができました。



この後、Apple Watch Ultra 2ならではの機能を中心に、実際に使ってみたレビューを掲載する予定です。



Apple Watch Ultra 2はAmazon.co.jpでも販売されています。今回レビューしたオレンジ/ベージュ トレイルループはありませんでしたが、他のバンド、他のカラーがいずれも税込12万6198円で販売されていました。

Amazon.co.jp: Apple Watch Ultra 2(GPS + Cellularモデル)- 49mmチタニウムケースとブルー/ブラックトレイルループ - S/M : ファッション