掲載:THE FIRST TIMES

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■「アルバム『i 触れる SAD UFO』は、日常から宇宙が垣間見える私小説的アルバム。変なタイトルだと思うけど、歌いながら自然と出てきた言葉でした」(崎山蒼志)

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interfmおよびJFN系列12局で放送中、芸人×アーティストが送る音楽バラエティ新番組『みゅ~じっくろっく』。『THE FIRST TIMES』では、番組で放送されたトークを毎週ダイジェストで紹介!
24回目となる放送は、DJの山崎あみと、お玉のちぇく田(SMA芸人)が、崎山蒼志を迎えて、ほっこりした時間を届けた。

この日のメッセージテーマは「謝罪」。「謝罪したいことばかりで、日々を過ごしてると思うんですけど……」と謙虚に語り、「『すみません』みたいなこともどんどん忘れてっちゃうことを謝罪したいです」と話した崎山。すると、「そう思えるってことは、誠実な人ってことだと思いますよ」とリアクションしたちぇく田が、「ここにいる山崎あみさんは昨日、遅刻されたんですけど……」と、突然の告発。「え、してないですけど?」とトボける山崎に呆れながら、「この態度でございますよ! 怒ってあげて下さいよ!」と訴えかけ、崎山が苦笑い。わいわいと楽しい雰囲気で、番組がスタート。

「2002年生まれのシンガーソングライター、崎山蒼志さん。2018年に初のシングルをリリース以来、CMソングやアニメソングなど数々のタイアップを手がけ、ロックフェスにも引っ張りだこ。多くの音楽ファンやアーティストから注目されている20歳のシンガーソングライター。7月にリリースした『燈』は、アニメ『呪術廻戦 ‐懐玉・玉折‐』EDテーマで大きな話題になりました」と、山崎があらためて崎山蒼志を紹介した。

■「自分なりの解釈で、キャラの心情に寄り添う感じで書いていきました」(崎山蒼志)
「『呪術廻戦』という世界で愛されるアニメのテーマは、どんな思いで制作されましたか?」という山崎の質問に、崎山は「ちゃんと意味を汲み取ろうと思って、めちゃくちゃ読み込んで。多くのファンがいる作品だと思うので、気に入っていただけるように頑張って書きました」と誠実に返答。

「でも作品の捉え方って、人それぞれじゃないですか? その辺も難しくないですか?」と尋ねる山崎に、「自分なりの解釈で、夏油(傑)さんってキャラだったり、その心情に寄り添う感じで書いていきました」と、制作秘話を語った崎山。「夏油さんのどんな部分が魅力だと思いますか?」の質問に、「過去編ではあるんですけど、すごい優しい人だなって思って。だからこそ考えすぎてしまう部分と、誰にも言えない部分があるというか。優しい部分があるってことを、ひとつ言えるかな?と思います」と崎山が答えると、アニメのファンである山崎が「そこでだんだん夏油さんが変わってきても、EDテーマで崎山さんの『燈』が流れることで中和されるというか。『優しい気持ちもあるんだよね』と思えるんですよね」と感想を伝えた。

7月からは、全国のレコード店やショッピングモールで、リリース記念のミニライブを行ってきた崎山。「自分の曲を聴いて下さる方の直の反応がすごく嬉しいなと改めて思いましたし、『アルバム良かったよ』という言葉とかがすごく嬉しかったです」とミニライブの感想を語り、「全国各地を回るとご当地の美味しいものが目につくと思うんですけど。好きな食べ物はありますか?」という質問に、「贅沢品だと思うんですけど、名古屋でひつまぶしを人生で初めて食べて。めちゃくちゃ美味しかったです」と返答。「ハンバーガーとかも好きなんですけど、うなぎとそばはすごい好きですね」と好きな食べ物について話し、アニメ『呪術廻戦 ‐懐玉・玉折‐』EDテーマの「燈」をオンエアした。

オンエアされた「燈」を受けて、「歌詞一つひとつを聞くのは、野暮かも知れないですけど。最初の<僕の善意が壊れてゆく前に 君に全部告げるべきだった>っていうのは、夏油の感情なんですか?」と聞いた山崎。「そうですね、そういうイメージで書いてます」と答える崎山に、「本当にこう思ってたら切ないですよねぇ……」と、山崎がしみじみ語る。

■「『i 触れる SAD UFO』って変なタイトルだと思うんですけど、歌いながら自然と出てきた言葉でした」(崎山蒼志)
8月には「燈」も収録されている、3rdアルバム『i 触れる SAD UFO』をリリースしたばかりの崎山蒼志。1曲目に収録された表題曲「i 触れる SAD UFO」について聞かれると、「日常から宇宙が垣間見える、私小説的なアルバムになったんですけど。1曲目に「i 触れる SAD UFO」という曲がそのままのタイトルであって、これしかしっくりこなくて。変なタイトルだと思うんですけど、歌いながら自然と出てきた言葉でした」と説明。その答えを受けた二人は、「この言葉がパッと出てくるっていうのがすごいですね」(山崎)「すごい貴重な話を聞けた感じでした」(ちぇく田)と感心した。

さらにアルバム全体のコンセプトを聞かれると、「宇宙と自分の日常って感じですかね。自分の好きなものとか、自分の気持ちとかとすごく距離が近いアルバムになったと思います」と答えた崎山。「幼い頃の記憶も入ってるんですか?」という質問には、「13歳くらいの時に書いた曲をリアレンジして収録してます。(感覚が)変わってるとこもいっぱいあるんですけど、ピュアなところがめっちゃいいなと思いました」と、自身の楽曲について語った。

■アルバムジャケットにモンチッチを起用した理由
アルバムのジャケットに、小さい頃から大切にしていたモンチッチを起用したという話題では、「あれは近年大事にしてるモンチッチなんですけど、幼い頃からいろんなモンチッチを持ってて」と、モンチッチ愛を語った崎山。「知ってました? モンチッチって、手と足と顔が人形で、胴体がぬいぐるみなんです。僕も何個か持ってるんですけど、胴体だけ触り心地が違うんです」と、モンチッチうんちくを語るちぇく田に「うんうん」と頷くと、「モンチッチのどんなところが好きですか?」という質問に、「おっしゃっていた胴体の柔らかさとか、癒やされる顔とか。ちょっと笑ってる感じが可愛いですよね、あとほっぺと」と、その魅力について語った崎山。モニタ越しにちらちらと左側を見る崎山に気付いた山崎が「いま左側に置いてあるんですか?」と尋ねると、「はい、左側にいっぱいいます」と嬉しそうに答えた。

「幼い頃の風景とか記憶を切り取りながら作られた今回のアルバムですが。崎山さんの生まれ育った町はどんな町ですか?」という質問には、「静岡県浜松市なんですけど、穏やかでのんびりした場所で。そういう雰囲気がすごい好きです」と答えた崎山。「夜になるとあまり人が出歩いてなくて。ちょっと切ないですけど、それはそれで好きですね」と、地元・浜松の良さについて話すと、番組最後に最新アルバムの表題曲「i 触れる SAD UFO」をオンエアした。

崎山蒼志のツアー情報、フェスへの出演情報など詳しい情報は、公式サイトをチェックして欲しい。

『みゅ~じっくろっく』は、interfmおよびJFN系列12局にて順次放送中。コンテンツは、全国各地の人気ラジオ番組が参加する音声コンテンツアプリ「AuDee(オーディー)」でも聴くことができる。


番組情報
『みゅ~じっくろっく』
放送局:JFN系列11局ネット
9月16日(土)から各局順次スタート
※各局それぞれOA時間が異なる
出演者:山崎あみ、ちぇく田(SMA芸人)、アーティスト
第24回・ゲストアーティスト:崎山蒼志

リリース情報
2023.08.09 ON SALE
ALBUM『i 触れる SAD UFO』

『みゅ~じっくろっく』番組サイト

interfm
https://www.interfm.co.jp/musiroku

AuDee(オーディー)
https://audee.jp/program/show/300004988

JFN
https://jfn.co.jp/program/2095/

崎山蒼志 公式サイト
https://sakiyamasoushi.com/