チームがプレーオフ進出を決め、シャンパンファイトに参加したオリオールズの藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

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オリオールズが7年ぶりプレーオフ進出決定、藤浪はロッカーで歓喜

 藤浪晋太郎投手が在籍する米大リーグのオリオールズは17日(日本時間18日)、レンジャーズが敗れたために2016年以来7年ぶりのプレーオフ進出を決めた。同日行われたレイズ戦にサヨナラ勝利後、ロッカールームではシャンパンファイトが行われ藤浪も大はしゃぎ。この模様を地元紙「ボルティモア・サン」が「どれだけ愛しているかを全員に伝えて回った」と伝えている。

 ロッカールームでオレンジの記念Tシャツを身に着け、シャンパンを手にした藤浪は気もそぞろ。栓を抜くと、まずブランドン・ハイド監督に“第1撃”をお見舞いした。

 同紙はその後の藤浪について「フジナミは2、3杯飲んだだけでどれだけ愛しているかを全員に告げて回る共感できる友人役を演じた、チームメートの抱擁に飛び込んだ。そして、同僚の救援投手イェニエル・カノと腕を組んでビールを一気飲みした」と人柄がにじみ出たロッカーの様子を伝えている。

 さらに「フジナミの携帯のカメラロールのどこかには、膝をつき、腕を大きく広げて顔にシャンパンの洪水を受けているところを収めた自撮り動画がある」とも。思いの強さが伝わってくるかのようだ。

 藤浪は14日に古巣の阪神がリーグ優勝を決めた際には、朝からタブレットで観戦していることを自身のインスタグラムで明かし「アレの次はソレ」とつづっていた。今度は自身の地区優勝、世界一に向けて右腕を振る。

(THE ANSWER編集部)