ノキアは9月12日、小規模または分散型のIPエッジに適した次世代ルーター「7730 Service Interconnect Router(SXR)」プラットフォームを発表した。

ノキア ロゴ

7730 SXRプラットフォームにより、IPエッジおよびコアにおいて、同社が提供するサービスルーターのパフォーマンス、セキュリティ、保証、持続可能性が、IPアクセスおよびアグリゲーション・ネットワークに対応する。

同プラットフォームは、ノキアの広範なIPルーティングポートフォリオを補完するもので、小規模で分散型のIPサービス・エッジ・ネットワークの要件に適する。通信事業者向けに最適化されたノキアのFPcx完全プログラマブル・ネットワーク・プロセッシングユニット(NPU)シリコンを搭載した。

これらは、Nokia SR Linuxネットワークオペレーティングシステム(NOS)とネットワーク・サービス・プラットフォーム(NSP)のオートメーション・スイートによって、新しいネットワーク運用に向けてゼロから設計。ルーターは通信事業者とネットワーク構築者向けに設計され、ネットワークの自動化を簡素にしながら安全で保証された持続可能なIPサービスを提供する。

ノキアのIPルーティングハードウェア担当バイスプレジデントであるケン・クッツレル氏は、次のように述べている。「通信事業者とネットワーク構築者は、IPネットワークを拡張して容量を増やすために、容易で効率的なサービスの進化とネットワーク運用によって、確実で安全で信頼性の高いサービスを提供する能力を必要としています。これらによりTCOは確実に削減されます。ノキアの新しいルーターファミリーにより、IPエッジ/コアで現在利用可能なサービス・ルーティングのメリットをIPアクセス/アグリゲーション・ネットワークに取り込むことができます。最新の要件が満たされていることを確認しながら、パフォーマンスに妥協することなく取り込むことができます。」