「ONE PIECE」実写ルフィ俳優、尾田栄一郎と対面 「君以外に想像できない」激励の言葉に涙
Netflixオリジナルシリーズ「ONE PIECE」で主人公モンキー・D・ルフィを演じる俳優イニャキ・ゴドイが、原作者兼エグゼクティブ・プロデューサーの尾田栄一郎のアトリエを訪問した様子を収めた特別映像が公開された。
今年5月に尾田のもとを訪れたイニャキは、「ONE PIECE」関連アイテムで埋め尽くされたアトリエに大興奮。尾田が姿を見せると、イニャキはそばに駆け寄って抱擁を交わし、「お会いできてうれしいです」とあいさつする。
イニャキに「なぜ実写化を？」と質問された尾田は、「『ONE PIECE』を始めた26年前は、とてもこんな漫画が映像化できる時代ではなかったんです。だけど、技術が上がりなんでも映像化できるようになって、これなら信頼できるスタッフさえ見つかれば映像化できると思いました」と回答。さらに、「実写化で一番心配だったのは、ルフィのような人間が見つかるのかということでした。だからオーディションの動画をたくさん見ていて、イニャキ君を見た時に笑ってしまいました。僕の描く漫画みたいな人だったから」とイニャキが適任だったことを伝えた。
尾田の言葉に、イニャキは涙ぐみながら「（僕も）運命だと思っています。長くルフィを演じるのが僕の願いです」と思いを吐露。「先生の『ONE PIECE』で世界中の人が幸せになっています。ルフィを演じられるのは夢のようです。全身全霊を捧げたいと思います。ルフィは僕たちの友達で、勇気や夢や家族の大切さを教えてくれます。作品に関われて光栄です。チーム全員が先生のことを尊敬しています。『ONE PIECE』と、ルフィをありがとう」とつづった手紙を渡す。最後に、尾田が麦わら帽子をイニャキに託すと「僕は、君がルフィみたいに生まれてきてくれたのがありがたい。イニャキ君のルフィがみんなを元気にすると思います」と期待を寄せた。（編集部・倉本拓弥）
Netflixシリーズ「ONE PIECE」8月31日（木）世界独占配信
