8月21日の「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は、株式会社日本M&Aセンター上席執行役員デジタル統括部長CDOの九鬼隆剛氏を迎えて、日本M&Aセンターの取り組みやマーケティング戦略について語っていただいた。

まずは、九鬼氏に企業の強みについて伺うと、全国の地方銀行(約9割)、信用金庫(約8割)、会計事務所などと組んでネットワーク化し1社でも多くの企業を救う状態を作っていることだと話す。

また、日本M&Aセンターの特徴の1つが「成約式」というユニークな取り組みだ。「会社と会社の結婚式」のようなもので、売り手企業のオーナーやその家族の思いを手紙で読み、買い手企業に伝えるものだ。その様子を見て感動する人も多く、九鬼氏自身も「ぐっとくる」という。これを聞いた文化放送の甲斐彩加アナは「M&Aのイメージが全然違う」と驚いた。

マーケティング戦略の話題では、業界ナンバーワンのポジションにいながら、世間からの認知がナンバーワンでなかった危機感からテレビCMなどを打ちナンバーワンであることを知らせたことが明かされた。これにパーソナリティのノバセル株式会社代表取締役社長・田部正樹氏は「昔からある手法だが、ナンバーワンの効果は絶大」であると解説した。

この他に、九鬼氏の今後のビジョンなどについても語っていただいた。