JR東「ハニーズバー」8月末で全店閉店 2年前に海外進出も...理由は「経営改善の取り組みの一環」
首都圏のJR駅構内を中心に展開するジューススタンド「ハニーズバー」全店が2023年8月31日に閉店することが分かった。運営するJR東日本クロスステーションフーズカンパニーがJ-CASTニュースの取材に明かした。
運営している13店舗すべて閉店
「駅のエネルギーチャージスポット」をキーワードに、季節の果物やミルク、ヨーグルト、はちみつを合わせたフレッシュジュースを提供していた。2007年からJR東日本の駅構内を中心に展開し、21年にはシンガポール1号店がオープンした。当時は、約30店舗を運営していた。
X(旧ツイッター)では23年8月上旬ごろ、ハニーズバー全店舗が閉店になると話題になった。各店舗に「閉店のお知らせ」が掲示され、31日をもってすべての店舗を閉店するなどと告知されていたという。
取材に対しJR東日本クロスステーションフーズカンパニーは、現在運営している13店舗すべてを31日に閉店すると明かした。10日から各店舗で告知しているという。閉店する理由を、「経営改善の取り組みの一環として、幅広い業種・業態の整理、事業性を検討した結果、ハニーズバー事業の撤退が決まりました」と説明した。
シンガポール1号店も、22年6月27日に閉店していた。ハニーズバー跡地をどうするかは、まだ決定していないとして回答を控えた。