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週刊文春が報じた木原誠二官房副長官の妻の前夫である安田種雄さんの不審死事件を巡り、安田さんの遺族が7月20日、東京都内の司法記者クラブで記者会見した。再捜査を求めて、17日付で大塚警察署に上申書を提出したと報告した。

週刊文春の記者が司会をするという異例の形の会見には、新聞やテレビ・雑誌など50人を超える報道陣が集まった。父親(70歳)は涙をぬぐいながら、「この事件に関心を持って、広く報じていただけますようお願いします」と訴えた。

種雄さんは2006年4月に都内の自宅で、遺体となって発見された。警察は自殺と判断したものの、第一発見者だった父親は、喉元から肺まで達した刺傷などに不審感を抱いていた。2018年に再捜査となったが、1年たらずで縮小されたという。

種雄さんの姉2人も会見に出席し、それぞれコメントした。

「心にしまって生きていく決意でした。弟を見つけてくれた捜査員に感謝しています。文春に報じられるとは夢にも思ってなかった」(長姉)

「きょうだい3人で一緒に年を重ねていきたかった。なぜ弟は死ななければならなかったのか真実を知りたいです」(次姉)