Excelで重複しているデータをパパッと削除する時短術
「誤って同じデータを入力してしまっていた」
なんてことは、意外とある。
小さい表ならば、重複したデータのセルを探し出すのにも苦労はしないが、
これが大きな表となると、膨大なデータの中から重複データを確認するのは大変な作業となる。
こういうときのために、Excelには便利な機能が用意されている。
それが「重複の削除」だ。
●重複データを自動で削除
まずは、重複データを削除したい表内の任意のセルを選択しよう。
表内であればどこでもかまわない。
［データ］タブの［重複の削除］をクリックする。
この表は先頭行が見出しとなっているので、
［先頭行をデータの見出しとして使用する］をオンにする。
重複するデータを削除する列を指定し、［OK］をクリックする。
ここでは、先頭の連番となっている「番号」の列を除いた列を選択した。
一瞬で削除は完了し、結果が表示される。
内容を確認したら、［OK］をクリックしよう。
先頭の番号を確認すると、データが削除されていることが分かる。
［重複の削除］を利用すれば、1つ1つデータを確認したり、検索機能を使って同じデータを探し出したりするより、ずっと早く、そして簡単に重複データを削除できる。
覚えておくといいだろう。
