CDNやセキュリティサービスなどを提供しているCloudflareのマシュー・プリンスCEOが、2023年1月から7月までのCloudflareのDNS順位ランキングを公開し、Twitterのトラフィックが減少していることを示しました。







プリンスCEOがTwitterとThreadsに投稿したDNSサービスランキングのグラフによると、2023年1月時点で32位だったTwitterは2023年4月までは36位との間を行ったり来たりしていますが、2023年4月初頭に32位を記録した後はだいたい35位と37位の間を往復するようになり、とうとう2023年7月には38位と40位の間をうろうろするようになっています。



Cloudflareの公開しているDNSランキングトップ100によると、2023年7月9日時点で「twitter.com」は39位。上は「cloudflare.com」、下は「one.one」となっています。



Twitterは2022年11月のイーロン・マスク氏による買収以降、立て続けにさまざまな変更を行っています。直近では、スクレイピング対策として、1日の閲覧可能ツイート数に制限を設けています。

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Twitterの使い勝手が悪くなっていることから、似たSNSへの移住を始める人も出ています。特に、FacebookやInstagramを運営するMetaが開始した「Threads」は、Instagramアカウントがあればただちに開始できる手軽さもあってか人気を集めています。

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Threadsはサービス開始からわずか24時間足らずで3000万人を集め、その後も勢いは衰えず、7月8日時点でユーザー数は7000万人に達したことをマーク・ザッカーバーグが明かしています。





なお、イーロン・マスク氏はThreadsがTwitterの模倣であるとして訴える構えを見せています。

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