宮市が“タレント揃い”の中京エピソードを披露した。写真:梅月智史

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 中京大中京高校――。言わずと知れたスポーツの名門校で、浅田真央、安藤美姫、宇野昌磨といった名だたるフィギュアスケーターを輩出していることでも知られる。

 横浜F・マリノスでプレーし、大怪我から復帰した宮市亮も同校出身だ。しかもクラスメイトには広島東洋カープのキャッチャー磯村嘉孝、りくりゅうペアでお馴染みの木原龍一…。

 さらに同学年に元SKE48でコ・ドライバーとしても活躍する梅本まどか、1つ上に磯村と夏の甲子園を制し、現在もカープで共闘する堂林翔太、2つ上に中学も同じ浅田真央もいたというから、その交友関係には驚きだ。

 多彩な引出しを持つ愛知のスーパースターが、中京の印象的なエピソードを語ってくれた。

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 磯村は3年間ずっと一緒。フィギュアのりくりゅうペアって知ってます? 僕は木原の事を龍ちゃんって呼んでるんですけど、その龍一も3年間一緒。だから磯村と龍ちゃんと僕。(高校時代の僕のクラスで)今、プロをやっているのは3人です。

 いまだに交流もありますよ。それこそ、この間、怪我から復帰後初ゴールを決めた時も龍ちゃんとか磯村が連絡をくれましたし。いつだっけな、どこかのアウェーのホテルでちょうどカープと一緒になって、磯村はいなかったんですけど、堂林君はいて、久しぶりっすねみたいな。

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 同じアスリートとして第一線で戦うクラスメイトとも切磋琢磨する宮市。それぞれ昨年に30代に突入したなか、「1日1日、やっていきたい。あいつらもすごいっすよね。もうベテランの域に差し掛かってますけど、木原龍一なんて最近世界一になって。すごい刺激を受けます」と端正な顔をほころばせた。

※第9回終了(全12回)

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)