子どもの視点は面白い。

そんなつぶやきと共に投稿された漫画がツイッターで話題になっている。

作者は育児漫画で人気のユーザーまぼ(@yoitan_diary)さん。2023年6月27日に投稿した作品も実体験に基づいている。

ある日、5歳の息子・よいたんくんと公園に行く準備をしていたところ、彼が突然

「ぼくたちが死んだら、何が生まれるんだろう」

と言い出した。

息子に虫よけスプレーをかけようとしていたまぼさんは、唐突な発言に「えっと...どうしたの?」と困惑の様子。

すると、息子さんがこの言葉の"真意"を語り始めた――。

いつか他の生き物が...

「人間が絶滅した生き物を調べてるみたいに、いつか他の生き物が人間のこと調べたりするのかな...」

息子さんのその問いに対し、「その視点で考えたことなかったよ...」と答えるまぼさん。

息子さんは、人間も絶滅するのかどうかが気になったらしい。そして、もし人間が絶滅したら人間のことを調べる生き物がいるのか不思議に思い、「ぼくたちが死んだら、何が生まれるんだろう」と発言したというわけだ。

29日、Jタウンネット記者の取材に応じたまぼさんによると、よいたんくんは前後の文脈もなく、いきなり「ぼくたちが死んだら、何が生まれるんだろう」とつぶやいた。「もしかしたら息子の脳内で何か考えていたのかもしれませんね」とまぼさんは語る。

「私は日々の暮らし、家事、育児に追われて、宇宙だったり、地球の歴史だったり、大きな目線で物事を考えることができないので、子供が考えることはロマンがあるなぁと感心しました。子供は突然はっとするような話をするから面白いですね」(まぼさん)

小さな男の子の頭の中で生まれた大きな疑問。まぼさんの投稿には「やべえ思考が高度過ぎる...天才なのでは...」「急に哲学始まったかと思った」「思慮深すぎない?」など、驚きの声が寄せられている。