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“Under149cm”の小さなアイドルたちの物語を描くTVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」(以下、「U149」)。その第10話で初オンエアされたのが、第3芸能課に所属する9人のアイドルたちが歌うEDテーマ「グッデイ・グッナイ」だ。今回は同楽曲の作詞・作曲・編曲を手がけたヒゲドライバーに、その制作エピソードやこれまでの提供楽曲、「アイドルマスター シンデレラガールズ」シリーズへの思い入れについて語ってもらった。

INTERVIEW &TEXT BY 北野 創(リスアニ!)

ヒゲドライバーと「シンデレラガールズ」楽曲の歩み



――まずはヒゲドライバーさんと「アイドルマスター シンデレラガールズ」との関わりについてお伺いさせてください。最初に楽曲提供されたのは「あんきら!?狂騒曲」(2017年発売)でしたが、その時点でコンテンツ自体にはどんな印象をお持ちでしたか?

ヒゲドライバー 自分と近しい場所にいるクリエイターの方が多く参加されていたので、チェックの意味合いも兼ねて楽曲を聴いていたのですが、「良い曲がたくさんあるなあ」という印象でした。特に「メッセージ」や「GOIN’!!!」といった王道のアイドルソングの完成度の高さ。普通のアイドルソングのようでいて、コード進行や転調の仕方にすごくこだわりが感じられて感心していました。

ヒゲドライバー

――その意味では「あんきら!?狂騒曲」でも、ご自身の音楽的なこだわりを存分に発揮することができたのではないでしょうか?

ヒゲドライバー そうですね。ほかではなかなかできない遊び心を入れることができました。実は僕の中で「あんきら!?狂騒曲」のような楽曲を制作するのは、当時としては初めての試みだったんです。コロコロ曲調が変わっていく、いわゆる電波ソングっぽい作り方を、それまではあまりしてこなかったので。

――あれ?そうだったんですか?

ヒゲドライバー 早口系の楽曲はアニソンで結構作っていましたけど、早口系と電波ソングはまたちょっと違うものなので。セリフ入りで曲調がコロコロ変わる感じは初挑戦だったので、かなり試行錯誤しながら作りましたね。



――しかも歌うのは双葉杏(CV:五十嵐裕美)と諸星きらり(CV:松嵜麗)という、シリーズきっての個性派コンビですし。

ヒゲドライバー その意味では最初から「ぶっ飛んだ楽曲にしたい」というオーダーだったので、自分も「やってやるぞ!」という気持ちがあって。なので2番以降はガラッと世界観が変わる、2段構えの色んな展開を用意しました。

――1番ではわちゃわちゃしていたのが、2番で急にケンカし始めてすぐに仲直りするっていう。

ヒゲドライバー あの2人の関係性があるからこそ、良い話になると余計にグッとくるんですよね。僕は昔からそういうのが好きで。例えば『クレヨンしんちゃん』みたいに、普段はハチャメチャなギャグテイストだけど、その中にたまにホロっとするような話があるのがすごく好きなんです。そういう自分の趣味とも上手く合致した曲にできたと思います。

――それも含めての「狂騒曲」ですよね。ほかにも「アイドルマスター シンデレラガールズ」には様々な楽曲を作られているので、それらの制作エピソードも伺いたく。続いて提供された「Snow*Love」(2018年発売)は、TVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』(以下、『しんげき』)の12月度EDテーマでした。

ヒゲドライバー これは柏谷(智浩/日本コロムビアの音楽プロデューサー)さんから「ヒゲさんに合うと思うのでぜひ」ということでお話をいただいて。ただ、テーマは「冬」「雪」だけど明るいパッション系の楽曲という、なかなか難しいオーダーだったので、ちょっと苦労しました(苦笑)。曲調としては明るいけど、歌詞はちょっと切ない内容を意識しながら作って。



――冬らしい透明感もありつつ、多幸感溢れるサウンドが印象的です。

ヒゲドライバー コード進行や歌詞を追うと割と切ない系なので、多分ピアノアレンジでカバーするとしっとりした雰囲気の曲になると思うんですけど、そこにオケの賑やかさとアイドルの元気さでパッション要素を加えているイメージですね。絶妙なバランスの良い曲に仕上がったなと思います。P(※「アイマス」シリーズのファンの呼称/プロデューサーの略称)の方からの反応も意外と良くて。

――さらに五十嵐響子(CV:種粼敦美)の2曲目となるソロ曲「アツアツ♪マカロニグラタン」(2018年発売)を担当されて。

ヒゲドライバー これに関しては柏谷さんが僕に楽曲を作らせてくれた感じですね。というのも、僕が「あんきら!?狂騒曲」をきっかけにゲーム(「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」)を始めたとき、初めて自分で引いたSSRが五十嵐響子ちゃんで、そのときにすごく感動したんです。そのことを、たしかリミックスアルバム(『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS TO D@NCE TO』)のブックレット用のクリエイター対談で話したら、柏谷さんが「じゃあ今度、ヒゲさんに楽曲を作ってもらおうかな」ということをおっしゃってくれて。そうしたら本当に後日お話をいただいたので、担当Pとしてこんな展開があるとは思わなかったです(笑)。



――響子の最初のソロ曲「恋のHamburg♪」(2016年発売)も踏まえての制作だったのでしょうか?

ヒゲドライバー 「恋のHamburg♪」がすでに完成された楽曲だったので、その路線、料理の楽曲にしたい気持ちもありつつ、自分ならではのテイストを入れ込むようにしました。例えば“Fu Fu Fu”といった掛け声が入るところは、ライブ映えする要素として、1つのアクセントになるようにこだわって入れましたね。

――荒木比奈(CV:田辺留依)、神谷奈緒(CV:松井恵理子)、安部菜々(CV:三宅麻理恵)による「オタク is LOVE!」(2020年発売)はハイテンションな楽曲で、方向性はやや違えど「あんきら!?狂騒曲」と似たタイプの楽曲なのかなと。

ヒゲドライバー 僕は楽曲を制作するとき、曲先で作ることが多いんですけど、この楽曲に関しては歌詞を先に書いたんです。というのも、これも「あんきら!?狂騒曲」みたいな掛け合い曲がいいだろうなと想像していたので、まずはアイドルたちのセリフを台本を書くような感覚でバーッと書いて、そこにメロディや展開を付けていく作り方でした。やりなれていない作り方だったので時間は結構かかりましたが、セリフが上手いこと掛け合いのテンポ感に反映できるので、良いやり方だなあと思いましたね。



――そのように色んなアイドルに色んなタイプの楽曲を提供していくなかで、コンテンツ自体の印象に変化はありましたか?

ヒゲドライバー 変わりましたね。それまでは代表的な楽曲しか聴いていなかったけど、「あんきら!?狂騒曲」きっかけでゲームもやり始めたら、それぞれのソロ曲の作り込まれ方、アイドルをしっかりと楽曲に落とし込んでいるところに感心しまして。あと、アイドルに対する愛着がこんなにも沸くものなんだなっていうことをすごく感じたんですよね。SSRを引いたときの喜びもあるし、絵柄もすごく良いんですよね。これは浮気になっちゃうんですけど(笑)、響子ちゃんの少しあとにフレちゃん(宮本フレデリカ)のSSRを引いたんですけど、その美しさにビックリしてしまって。

――アハハ(笑)。でも、わかります。

ヒゲドライバー 僕は二次元の絵に対してそこまでトキメキを抱くことはなかったはずなんですけど、「これはちょっと、すごいな……!」と感動すら覚えるトキメキがあって。「いやあ、これはたしかにみんな夢中になるよなあ」と感心したのを覚えています(笑)。アイドルとイラストと声と楽曲、そのすべてが1つになっているところのすごさを感じましたね。

すべての疲れた大人たちに向けた“癒やし”と“救い”の歌



――TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」(以下、「U149」)では、第10話で初オンエアされたEDテーマ「グッデイ・グッナイ」を手がけていますが、これはどのような経緯で?

ヒゲドライバー 僕がシリーズに関わるようになった時期には、前作のTVアニメ(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)の放送はもう終了していたので、その後も『しんげき』はありましたが、またアニメが始まることがすごく嬉しくて。それに僕は仕事柄、アニメソングもたくさん作らせていただいているので、やっぱりアニメのストーリーがあったうえでそこに楽曲が流れてくる良さがすごくわかるんです。アニメの流れがあって良い場面で楽曲が流れるときの爆発力、あの感動というのは感じていたので、そこにまた自分が関われることも嬉しかったですね。

――楽曲を制作するにあたって「EDテーマ」ということのほかに何かテーマは提示されていたのでしょうか。

ヒゲドライバー 最初に言われていたのは、OPテーマは「おはよう」で始まる感じの曲になるので、EDテーマは「さよなら」「おやすみ」の方向性でいきたいということでした。それと今回のメインになる9人のアイドルたちが、「今日も頑張ったね」「お疲れさま」「バイバ〜イ!」みたいなことを言い合っている感じ、しっとりとした「さよなら」ではなく、楽しく表現して終わっていく感じ、というオーダーがありました。



――そのなかで「U149」らしさを表現するために、具体的にこだわったポイントはありますか?

ヒゲドライバー 「U149」らしさというものが難しいなと思いながらも、何かしら自分らしい工夫を入れたくて考えたのが、9人みんなが「じゃあね」「お疲れさま」と言い合っているだけでなく、我々大人たちもそれをメッセージとして受け取れるような曲にしたいという部分で。お仕事を頑張っている大人たちが、彼女たちに「お疲れさま」と言われるといいなあと思ったんですよね。

――なるほど。

ヒゲドライバー 子供たちの純粋さからくる特別な言葉の響き方というのがあると思うんですよね。もちろん大人が大人に対して「お疲れさま」と言うのも、場合によっては心に響くと思いますが、子供のあの純粋な目線と心があるからこその、労いの言葉が、すごく沁みるときってあると思うんです。なので大人たちが聴いて心に沁みるものにしたいなと思って作りました。

――作中にも第3芸能課のプロデューサー(CV:米内佑希)という、彼女たちの身近な存在としての大人がいますが、そこを意識した部分もあったのでしょうか。

ヒゲドライバー そこはプロデューサーに伝えてしまうと「プロデューサーに向けた曲」になってしまうので、もっと広く、頑張っているすべての大人たちに向けた感じですね。すごく大きなテーマになりますけど。

――これは余談になるのですが、自分は今回の楽曲を聴いたときに、TVアニメ『まんが日本昔ばなし』のEDテーマだった「にんげんっていいな」のようなピュアさを感じたんですよね。奇しくも「U149」メンバーの市原仁奈(CV:久野美咲)がカバーしている楽曲でもありますが。

ヒゲドライバー でも、たしかに狙おうとしていたのはそういうところだったと思います。子供らしいピュアさというのは、すごくこだわったところなので。



――なるほど。歌詞で言うと、サビの“大丈夫だよ じゃあね また明日”という部分に、特に労いや癒しの要素を感じました。

ヒゲドライバー そこの“大丈夫だよ”は特に入れたかった文言ですね。別に宗教的な意味ではないんですけど、基本的に「赦し」だったり「みんないいんだよ」っていう、全員を救ってくれるような感覚、「こんな自分でも言ってもらえるんだ……」みたいなところは意識していましたね(笑)。

――今の「全員を救ってくれるような感覚」という言葉で思い出したのは、サビで主線のメロディとは別のコーラスがたくさん入っているところで。

ヒゲドライバー あっ、そうなんですよ。そこもこだわった部分で、9人の声がワーッと重なったときの包まれる感じ、心が洗われる感じは、歌詞のメッセージと共に入れ込みたかったところでした。ウィーン少年合唱団とかもそうですけど、子供の声が重なると浄化されるような気持ちになるじゃないですか。なのでサビではそういう部分を狙っていましたね。もちろんこの曲を歌っているのは声優の皆さんなので大人ではあるんですけど(笑)、サビで大人たちの疲れた心を浄化させたくて。

――これは邪推かもしれないですが、この楽曲のメロディ自体も、子供が歌いやすそうな雰囲気を感じたのですが。

ヒゲドライバー それはあるかもしれないです。楽曲を作るうえで、オケやコード進行はちょっと凝った感じを入れていますが、メロディや歌詞だけを追っていくと、すごくわかりやすい曲になるよう意識していたので。歌詞も難しい言葉はなるべく使わないように、でも、先ほどお話したテーマをしっかり踏まえて伝わるように意識しました。

――曲調としては全体的にリラックス感がありつつ、「U149」のストーリーに寄り添うようなワクワク感もしっかりと表現されていて。

ヒゲドライバー そこは最初のオーダーでも言われたところで、「さよなら」「おやすみ」がテーマと言えど、あまり落ち着いた曲調にはなりすぎないようにしました。子供ならではの元気さというか。自分も最近、子供が産まれて親になったのですが、うちの子供を見ていても、やっぱり寝る寸前まで元気なんですよね(笑)。なので「おやすみ」だけど「明日も楽しみ」っていう元気さをしっかりと保つようにしました。

――ほかにサウンドやアレンジ面でこだわったポイントはありますか?

ヒゲドライバー 割と色んな音を入れていますが、なかでもアコギにはこだわりました。自分がアコギ好きというのもありますけど、アコギには癒やし感があると思うので、特にDメロの落ちサビはアコギを使って展開するようにしていて。

――生楽器だけでなくシンセの優しい音色も入っていて、そのバランス感が絶妙ですよね。

ヒゲドライバー でも、その辺のバランスは、ほかの「アイマス」楽曲にも感じるところですよね。生楽器っぽさとシンセが上手いこと合わさっているところ、その意味では「アイマス」っぽいと言えるのかもしれませんね。

――キャストの皆さんのレコーディングには立ち会われたのでしょうか?

ヒゲドライバー コロナの時期というのもあって、残念ながら立ち会っていないんです。ただ基本的に柏谷さんがディレクションしてくれたら僕は何も言うことはないので、安心してお任せしました。実際に完成音源を聴いたときは、9人の声が重なったコーラスの包み込まれる感じに感動しましたね。

――2番以降では9人がそれぞれソロを取るパートもありますが、その辺りの歌割りに関しては?

ヒゲドライバー そこは柏谷マジックです(笑)。いやあ、あの人はすごいなっていつも感心します。今までレコーディングに立ち会うこともあったのですが、アイドルに対する理解や愛着もすごく感じますし、耳も良いので、何人かが一斉に歌っている曲でも「あれ?〇〇さんの声が入ってなくないですか?」というのを言い当てたりするんですよ。長年やっているとそこまでわかるんだなあと思って。尊敬します。

――この取材の時点ではまだ「グッデイ・グッナイ」は放送されていませんが、「U149」のアニメをご覧になった感想はいかがですか?

ヒゲドライバー やっぱり「アイマス」として、しっかりとアイドルものを描いている印象がありますね。生々しいところやリアルな部分もしっかりと描きつつ、でも、子供ならではの癒やし感があって……なんだかんだでやっぱり癒やしですよね(笑)。自分も最近親になったからこそ、親目線で観ている自分がいて。「自分の子供もこんな良い子に育ってくれるといいなあ」みたいな(笑)。

――親目線で共感してしまうわけですね(笑)。

ヒゲドライバー なので自分と立場が一番近いのは、プロデューサーのお姉さんなんですよね。ちょうど赤ちゃんが生まれたところなので。でもいずれにせよ、子供の無邪気さに勝るものはないなと、最近思うようになりましたね。子供は本当に尊いものだなって。

いつの日か――ピコピコソングとあのアイドルへの熱き想い



――ヒゲさんは、「アイドルマスター ミリオンライブ!」「アイドルマスター SideM」「アイドルマスター シャイニーカラーズ」シリーズにも楽曲提供を行っていますが、そんななかで「シンデレラガールズ」シリーズならではの楽曲制作の魅力や醍醐味について、どのように感じていますか?

ヒゲドライバー やはりアイドルの個性の強さは一番感じますね。1人1人のキャラクター性が濃いからこそ、「こういう楽曲になりました!」というのが強くて。「あんきら!?狂騒曲」も杏ときらりじゃないと絶対にあんな楽曲にはなっていないと思いますし(笑)、その意味では「シンデレラガールズ」を通して自分の曲作りの幅も広がっていると思いますし、色んな挑戦をさせてもらっています。

――ヒゲさんとしては、今後また「シンデレラガールズ」シリーズに楽曲提供できるとすれば、どんな曲を書いてみたいですか?

ヒゲドライバー これが、この場を借りてぜひ言いたいことがあって。リミックスではピコピコ系の曲をやらせてもらっているんですけど、ピコピコのオリジナル曲をまだ作っていないんですよね。まあ「あんきら!?狂騒曲」にもピコピコは入っているんですけど、あれはガチピコピコではないので。

――ガチのピコピコ曲を作りたいと(笑)。

ヒゲドライバー これは前からずっと言われているんですけど、三好紗南ちゃんというゲーマーのアイドルがいて。Pの方たちが「この子に楽曲が付くときがきたら、絶対にヒゲドライバーに書いてほしい」と言ってくださったりしているんです。いつになるかはわからないですけど、いつか作りたい気持ちがあるんですよね。

――それは組み合わせ的にも絶対にハマりそうですね。

ヒゲドライバー あと、それにまつわる面白い話があって。僕と同じピコピコ界隈の人で、三好紗南ちゃんが好きすぎて、ピコピコのシンセを自作している人(もりりん)がいるんですよ。その音源は無料で公開されているので、僕も使わせてもらったりしているんですけど。しかもそのシンセの名前が「SANA 8BIT」なんです(笑)。その方自身は「自分が楽曲を作ることはないだろうけど、このシンセを使って紗南ちゃんの曲を作ってくれたら本望」というようなことをおっしゃっていて。そんなことを聞いたら、もう使わざるを得ないじゃないですか(笑)。なので、いつかこのシンセを使って曲を作りたいんですよね。

――実現したらめちゃくちゃ熱い話ですね。もう1つ、ヒゲさんはこれまでにも「メッセージ」「Near to You」「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」のリミックスを手がけていますが、ほかに新しくリミックスしてみたい楽曲はありますか?

ヒゲドライバー 好きな曲はたくさんあるので悩みますけど……最初に話したように、やっぱり「メッセージ」や「GOIN’!!!」みたいな王道の楽曲が好きなんですけど、「メッセージ」はもうやっているので、逆にどれがいいか聞いてみたいですね。まあピコピコにする前提ですけど(笑)。

――やっぱりピコピコなんですね(笑)。

ヒゲドライバー 自分の代名詞みたいなものなので。でもそういう意味では、「あんずのうた」とか「OTAHEN アンセム」みたいな、ちょっとぶっ飛んだ感じの楽曲のほうが面白いのかなあ。どうなるのか、ちょっとやってみたい気はしますね。面白いのは、こうやって話すと本当にやらせていただく機会に恵まれたりするので。

――最後に、改めてTVアニメ「U149」および「アイドルマスター シンデレラガールズ」シリーズの今後に期待することをお聞かせください。

ヒゲドライバー 今のままで全然満足なんですけど、まだ声の付いていないキャラに声を付けてほしいですね。こればっかりは、すごい人数のアイドルがいるので、なかなかすぐには難しいと思いますけど。でもその意味では、まだまだ無限に続けられると思うので(笑)、やっぱりすごいコンテンツだなって思います。僕も貢献できるように頑張りたいです。

●リリース情報

「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149 ANIMATION MASTER 05」

2023年6月28日(水)発売



品番:COCC-18125

価格:¥1,760(税込)

<収録曲>

Tr.01 グッデイ・グッナイ

作詞・作曲・編曲:ヒゲドライバー

歌:U149(橘ありす、櫻井桃華、赤城みりあ、的場梨沙、結城晴、佐々木千枝、龍崎薫、市原仁奈、古賀小春)

Tr.02 アタシガルール

作詞・作曲・編曲 : 鶴粼輝一

歌:桐生つかさ

Tr.03 Sing the Prologue♪

作詞:高瀬愛虹 作曲:滝澤俊輔(TRYTONELABO) 編曲:TAKT(TRYTONELABO)

歌:桐生つかさ、佐々木千枝

Tr.04 SUN♡FLOWER

作詞:坂井竜二  作曲・編曲:山崎真吾

歌:橘ありす、結城晴、龍崎薫

Tr.05 ドレミファクトリー!

作詞・作曲:俊龍  編曲:Sizuk

歌:U149(橘ありす、櫻井桃華、赤城みりあ、的場梨沙、結城晴、佐々木千枝、龍崎薫、市原仁奈、古賀小春)

Tr.06 グッデイ・グッナイ オリジナル・カラオケ

Tr.07 アタシガルール オリジナル・カラオケ

Tr.08 あこがれステッチ

作詞:磯谷佳江  作曲:小野貴光  編曲:玉木千尋

歌:佐々木千枝

Tr.09 ひまわりマークをさがせ!

作詞:高瀬愛虹  作曲・編曲:渡部チェル

歌:龍崎薫

Tr.10 to you for me

作詞:渡部紫緒  作曲:BNSI(Yoshi) 編曲:滝澤俊輔(TRYTONELABO)

歌:橘ありす

Starring by

橘ありす(CV:佐藤亜美菜)、櫻井桃華(CV:照井春佳)、赤城みりあ(CV:黒沢ともよ)、的場梨沙(CV:集貝はな)、結城晴(CV:小市眞琴)、佐々木千枝(CV:今井麻夏)、龍崎薫(CV:春瀬なつみ)、市原仁奈(CV:久野美咲)、古賀小春(CV:小森結梨)、桐生つかさ(CV:河瀬茉希)

●作品情報

TV アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ U149」

原作:バンダイナムコエンターテインメント

原案:「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」 廾之(サイコミ連載)

【スタッフ】

監督:岡本学

副監督:高嶋宏之

シリーズ構成:村山沖

アニメーションキャラクターデザイン:井川典恵

コンセプトアート:大久保錦一

デザインワークス:

野田 猛 小田崎恵子 中村倫子 渡部尭皓 槙田路子

美術設定:曽野由大

高橋武之 金平和茂

美術監督:井上一宏

色彩設計:土居真紀子

3DCG:石川寛貢 榊正宗 神谷宣幸

撮影監督:関谷能弘

編集:三嶋章紀

音響監督:岡本学

音楽:宮崎誠 川田瑠夏 睦月周平

音楽制作:日本コロムビア

アニメーション制作:CygamesPictures

【キャスト】

橘ありす:佐藤亜美菜

櫻井桃華:照井春佳

赤城みりあ :黒沢ともよ

的場梨沙:集貝はな

結城晴:小市眞琴

佐々木千枝:今井麻夏

龍崎薫:春瀬なつみ

市原仁奈:久野美咲

古賀小春:小森結梨

プロデューサー:米内佑希

©Bandai Namco Entertainment Inc. /PROJECT U149

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TV アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』

公式HP

https://cinderella-u149-anime.idolmaster-official.jp/

公式Twitter

https://twitter.com/u149_anime

ヒゲドライバー 公式Twitter

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