【海外発!Breaking News】ホームレスの男性が燃え盛る建物から25匹の犬を救う(ペルー)<動画あり>
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ペルーのリマ市ラ・ビクトリア区ガラマで現地時間9日、リサイクル工場で火災が発生した。炎は激しく、隣接した建物に燃え移り始め、その建物内にある動物保護施設にいた犬が悲痛な鳴き声をあげて炎に飲み込まれようとしていた。
男性は大きくガッツポーズをすると、その勇姿に群衆からは大きな歓声があがった。最終的に25匹の犬を救ったこの男性は、自身も無事に建物から避難したようだ。男性はセバスチャン・アリアスさん(Sebastian Arias、27)で、近くの橋の下に住むホームレスだった。
そして高所恐怖症にもかかわらず勇敢な行動をとったことにより、セバスチャンさんは周りからヒーローと称えられた。彼はペルーのテレビ局『Latina Television』のインタビューに応じ、当時の出来事についてこう語っている。
「当時、私は妻のことを考えながら道を歩いていましたが、そこで火事に気づきました。そして屋上の隅にいる犬が鳴き声をあげているのを見て、『飼っている犬があんな風に命を失ったら嫌だ』と思ったんです。」
「最後の犬を助ける際、外壁が自分のところに落ちてきそうで、実は怖かったんです。でも犬はすでに火傷を負っていたから、私は急いで首根っこと鼻を掴んでマットレスの方へと放ったのです。」
当時のセバスチャンさんの勇姿は動画に撮影され、SNSで拡散された。彼は3匹の犬を飼っているというが、犬に手を噛まれるなど、実際の救助は大変だったようだ。また現在のセバスチャンさんはホームレス生活だが、以前にこのリサイクル工場で働いたことがあった。犬たちが建物のどこにいるのかを把握していたことも救助に役立ったという。なおセバスチャンさんは現在、妊娠が発覚してから行方不明になってしまった妻を捜していることも明かした。
そんなセバスチャンさんは、注目されたこの機会を活かして「路上生活から抜け出したいんです。どんな仕事でもするし、分からないことがあってもすぐに覚えられます」とメディアを通じて働く意欲を示している。
一方で動物保護施設の運営者であるソルダッド・レンテリアさん(Soledad Rentería)は、火事で施設が燃えてしまった後、犬たちの里親を募集することにした。現在までに“ルル(Lulu)”という名前の犬が、ラ・ビクトリア区長のルービン・カノ氏(Rubén Cano)のもとへ引き取られたという。
画像は『Alerta Mundial 2023年6月9日付Titter「¡HÉROE! Un hombre salvó a 25 perritos de un incendio que alcanzó a un refugio de animales en Cercado de Lima, Perú.」、2023年6月12日付Titter「El joven colombiano que salvó a 25 perros de incendio en Lima revela su historia」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
