「冨安健洋の才能は間違いないが、怪我がちのままならアーセナルは移籍させうる」英紙指摘
昨季のプレミアリーグで2位と躍進したアーセナル。
2019年末に着任したミケル・アルテタ監督は、最初の2シーズンは8位と低迷したものの、その後は5位、2位と着実にチームを引き上げてきた。
そうしたなか、『Mirror』は、「アーセナルの記録的移籍市場から2年…アルテタの契約選手たちはどうなった」という記事を伝えている。
2021年夏に加入した冨安健洋についてはこのように評価されていた。
「この日本代表のアーセナルでの2年間を分析するのは難しい。
デッドラインデイのぎりぎりで獲得された冨安は、右サイドバックとして輝かしいデビューシーズンを楽しみ、すぐにアーセナルファンたちの心を掴んだ。
だが、2年目のシーズンは大きな期待外れに終わった。その大部分はフィットネスの問題によるもので、怪我に妨げられることなくコンスタントに試合に出場することができていない」
「元ボローニャの男は膝の手術からの回復中のため、来シーズンの開幕には間に合わない可能性が高い。
才能ある選手であることに疑いはない。
だが、来シーズンもピッチよりも治療台で過ごす時間が長くなるようであれば、アーセナルは来夏に彼を移籍させるかもしれない」
浮き沈みがあっただけに評価が難しいと指摘。そのうえで、才能は確かながら、怪我がちなままならば放出対象になりうるとのこと。
冨安は入念に体のケアをしてものの、それでも不運な怪我に見舞われてきた。来シーズンにかける思いは誰よりも強いはずだ。