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 FCアウグスブルクはスイス1部FCチューリヒから、マリンコ・ユレンディッチSDを招聘したことを発表した。契約期間は2026年夏までで、これからシュテファン・ロイター、ミヒャエル・シュトレール両取締役とエンリコ・マアセン監督との橋渡し役として、試合ではベンチに座り、トレーニングセッションにも参加することになるという。

 3年間の在任期間で2022年にはスイス1部優勝も果たした45歳は、指導者ライセンスを保有し、またドイツ語、クロアチア語、英語、フランス語、イタリア語を話すことが可能。「スポーツマネジメントの最適化をはかるために完璧な人材であり、SDとしての成功のみならず選手時代や指導者としての経験、協会での活動など優れた資格と経験をあわせもった人物だ。」とロイター氏は評価。

 一方で 8月までチューリヒで引き継ぎを行なっていくというユレンディッチ氏は、「このクラブの一員としてブンデスリーガにおける未来を形成する手伝いができることは大変な喜びであり、首脳陣との話し合いでは当初からその信頼関係が印象的で非常に目的意識も高いものだった。このチームとともに競技面における発展のため、そして若手選手にもっと期待感を感じてもらえるように努めていきたい」と意気込みをみせた。

リカルド・ペピ、フェイエノールトかPSV移籍間近

 なおアウグスブルクで昨冬にクラブ史上最高額で獲得したリカルド・ペピについて、間も無くフェイエノールトかアイントホーフェンかの決断が下されることになるようで、今夏はオランダ1部フローニンゲンにレンタル移籍し10得点をあげた若き米国人FWからは、移籍金1000〜1200万ユーロほどが見込まれているようだ。確かに獲得時の1600万ユーロには及ばないものの、プレミアを夢見る若武者の次回移籍時の一部を手にする形で今後カバーされる可能性もあり、それはキッカーが得た情報では25%ほどになるようだ。

Um sich strukturell wie sportlich besser für die Zukunft
zu rüsten, hat der #FCA mit Marinko #Jurendic einen Sportdirektor verpflichtet. Zudem kommt Heinz #Moser als Leiter Entwicklung in die Fuggerstadt!

Alle Infos zum neuen Personal in der sportlichen Führung gibt's hier

- FC Augsburg (@FCAugsburg) June 14, 2023