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 ダヴィド・コフナツキとルーヴェン・ヘングスが退団したブンデス2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは、SCフライブルクのセカンドチームから長身FW、ヴィンセント・フェルメイを獲得したことを発表した。契約期間については特に明かされてはおらず、ユース時代をアヤックスで過ごしてドイツ3部では4年プレーする196cmの28歳は、これまでデュイスブルクやフライブルクIIで122試合に出場し48得点、20アシストをマーク。2020/21シーズンではフュルト戦にて1度だけブンデスリーガの舞台に立っている。

 同選手はクラブ公式にて「素晴らしいファンがいる、とてもエキサイティングなクラブ」への移籍に喜びをみせ、「僕としてはハードワークをして得点を決め、ともに喜びを分かち合えるようにしてきたいと思う。この期待を寄せてくれた首脳陣にとても感謝しているよ。ともに目標を達成できるよう日々全力を尽くす」とコメント。アロフス取締役は「典型的なCFでテクニック面でもいい育成を受けており、精力的なプレーするアタッカー」として期待。ヴェーバー強化担当も「チームに新たな要素をもたらし貢献してくれるだろう。チームによくマッチしていると思う」と語った。

  なおその前日にデュッセルドルフは同じくフライブルクIIからの戦力補強を発表しており、ヤニク・エンゲルハルトの獲得を発表した。2年前にブレーメンからレンタルで加入しその後に完全移籍で加入。この2年でブンデス3部54試合に出場し3得点5アシストをマークしてきた同選手の契約は詳細が明かされていないものの、どうやら買取オプションが付随する形式がとられたようだ。22歳のボランチについてヴェーバー強化担当は「我々が求める選手像に完璧にマッチしており、移籍を決意してくれて本当に嬉しいよ」と喜びをみせ、同選手も「ブンデス2部はぼくにとってとても魅力的で、スリリングな戦いが多く、エキサイティングなシーズンになると期待している。このスタジアムで素晴らしいファンの前でプレーする、その開幕が待ち遠しいよ」と意気込みをみせた。