ベリンガムは10代だけで1万5千分近くプレー、国際プロサッカー選手会が過度な負担を警告

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今月末に20歳の誕生日を迎えるボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガムは、今日現在に至るまでにすでにクラブシーン、そしてA代表において通算1万4445分間に渡りプレーしてきた。これはテストマッチを除く数字となっており、これまで10代での最多出場記録をイングランド代表として持っていた、ウェイン・ルーニーのもつ1万989分をかない大幅に上回る数字である。
とりわけ若手の飛躍が著しいイングランド代表において、この数字は他の選手たちにとっても顕著となっており、例えば1994年生まれのマーカス・ラッシュフォードは5936分だったが、2000年生まれのジェイドン・サンチョは7184分となっており、国際プロサッカー選手会(Fifpro)のヨナス・ベア=ホフマン事務局長は「前の世代よりも、トッププレーヤーは精神的、肉体的な負担がかけられていることは明らか」と指摘。たとえばベリンガムは確かにほぼ全てに出場したとはいえ、カタール・ワールドカップ出場も重なるシーズンの中で、膝の問題を押しながらプレーをし続けたという経緯がある。
Fifproは以前から、シーズン中とシーズンオフの休暇の義務化、イングランドの週数の制限、海外遠征の最小化などのキャンペーンを展開しており、イスタンブールで開催されたチャンピオンズリーグ決勝戦の傍らで報告書を発表したダヴィド・アガンゾ会長は、「選手を心理的、身体的な傷害から守るためのいくつかの措置を導入することは極めて重要だ」と述べた。今回のトップ選手の仕事量に関する60ページの報告書では、同選手組合は、特にカタール・ワールドカップの前後の準備と回復の時間を問題視しており、冬に試合が行われるという異例の日程のため平均準備期間は31日から7日に、最後の試合後の平均回復期間は37日から8日にまで短縮。極端な例としては、ポーランドがワールドカップで敗退した4日後に、イタリア・セリエBのベネヴェント・カルチョのピッチに立ったカミル・グリクが挙げられるだろう。
ちなみにプレミアリーグは12月26日、リーグアンは12月28日、リーガ・エスパニョーラは12月29日、セリエAは1月4日に、そしてブンデスリーガは1月20日にワールドカップ後のリーグ戦を再開。Fifproの報告書によると、年明けから4ヶ月間でブンデスリーガでの筋肉、靭帯、腱の負傷だけでその件数は137件であったのに対し、スペインでは160件、イングランドでは187件、イタリアでは194件、フランスでは196件のが発生したという。「そして2024/2025シーズン以降の日程は、彼らの健康とキャリアに対する負担をさらに増大させることでしょう」とベア=ホフマン事務局長は警鐘を鳴らした。「注意義務を果たすためにもっと努力するべきです」
