タランティーノ愛溢れるビジュアル!
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 奇才クエンティン・タランティーノ監督の頭と心の中を、出演俳優たちが暴くドキュメンタリー映画『QT8: The First Eight』』が、『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』の邦題で8月11日に公開されることが決定し、ポスタービジュアルが公開された。

 監督デビュー作『レザボア・ドッグス』で時の人となり、新作を発表するたびに世界中の映画ファンを熱狂させ、“タランティーノ映画”と呼ぶしかない唯一無二のジャンルを打ち立てたタランティーノ監督。どのようにして奇想天外な物語を次々と生み出し、観たこともない映像を作り出し続けるのか。監督第1作目から8作目の『ヘイトフル・エイト』までに出演した俳優、プロデューサー、スタッフによって暴露されたタランティーノ監督の逸話と秘話からその疑問に迫る。

 監督は『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督のドキュメンタリー映画でも高く評価されたタラ・ウッド。サミュエル・L・ジャクソン、クリストフ・ヴァルツ、カート・ラッセル、ティム・ロス、イーライ・ロス、ジェイミー・フォックスら、タランティーノ作品の出演俳優たちが名を連ねており、『レザボア・ドッグス』の伝説の耳切りシーン秘話や『キル・ビル』でのユマ・サーマンの事故の真相、『ヘイトフル・エイト』の天才的脚本の裏側などが語られる。

 公開されたポスタービジュアルは、『キル・ビル』を彷彿とさせる黄色を背景に、手に拳銃を握ってディレクターズチェアに座るタランティーノ監督のイラストと飛び散った血痕、そして「タランティーノという唯一無二のジャンル。」というコピーが描かれており、“これぞタランティーノ!”という要素が詰め込まれたタランティーノ愛溢れるビジュアルになっている。(高橋理久)