男闘呼組メンバーを中心とした、寺岡呼人プロデュースによる新バンド、Rockon Social Club(ロックオン・ソーシャル・クラブ)がお届けするTOKYO FMの新番組「KURE 5-56 Presents ROCKON TIMES」。Rockon Social Clubのメンバーが週替わりで登場し、毎回テーマを設けて音楽談義を繰り広げます。

初回放送となる5月6日(土)の放送は、高橋和也が進行役を担当。ゲストに寺岡呼人を招き、Rockon Social Clubの活動内容や、デビューアルバムの制作エピソードを語り合いました。


(左から)成田昭次、寺岡呼人、岡本健一、高橋和也



◆男闘呼組メンバーが生き生きとするバンドを作りたかった

Rockon Social Clubは、元JUN SKY WALKER(S)のベース・寺岡呼人プロデュースのもと、男闘呼組のメンバー(成田昭次、岡本健一、高橋和也、前田耕陽)を中心に結成されたロックバンド。1993年から活動を休止していた男闘呼組は、2022年に再始動。男闘呼組の活動と並行しながら、成田昭次と寺岡呼人を中心にRockon Social Clubが立ち上がりました。

番組の第1回目の放送では、寺岡呼人がゲストに登場し、Rockon Social Clubについて語りました。Rockon Social Club誕生の経緯を振り返った寺岡は、男闘呼組の復活ライブによる影響が大きかったと振り返ります。

寺岡は「あのときに観たライブの進化版というか、令和に鳴らすバンドサウンドみたいな(構想は)あったような気がします。焼き直しではないんだけど、みんなが生き生きしているような姿が想像できるバンドっていうのは何となくありました」とコメント。その後、寺岡と成田が制作したデモ音源は、男闘呼組メンバーの心を動かすことになります。

デモ音源について高橋は「これは俺たちがデビューした音楽だと思いました。懐かしいというか、いい意味で進化した男闘呼組。初期の男闘呼組が持っていたポップスとハードロックが融合していて、これなら新しい音楽が作れそうだなと思いましたね」と話しました。

◆高橋和也だからこそ発揮できるRockon Social Clubの強み

1988年は、男闘呼組がデビューし、寺岡がJUN SKY WALKER(S)でデビューした年でもあります。Rockon Social Clubは、記念すべきファーストアルバムのタイトルを特別な年である『1988』にしました。アルバムのレコーディングは急ピッチで進み、1日で9曲分の歌入れと演奏がおこなわれました。そんななか、寺岡は高橋の個性を強烈に感じたそうです。

「男闘呼組では破天荒なイメージがあるんですけど、Rockon Social Clubのなかでは“こんな感じで行くぞ”という役作りをしてきているようなイメージが僕のなかであったんです。アドリブに見えるシャウトも(事前に考えて)決めているような気がしたので、そこらへんを聞いてみたいですね」と、寺岡は心中を明かします。

これを受けて、俳優として活躍する高橋和也は、Rockon Social Clubでの自分は“演じる”スタンスで臨んでいると回答。高橋の言葉に納得した寺岡は、「ほかのロックバンドにはない最大の持ち味というか、そこが一番面白いところですよね」と語りました。

◆「Rolling Thunder Baby」制作エピソード

ふたりは、Rockon Social Clubの共通のキーワードである「1988」をテーマにトークを進めます。

1988年当時、高橋は喜びのあまり、周囲にデビューを伝えまわっていたそうで、その話を受けて、寺岡は「マジで!? 動画かなんかで残っていないかな」と驚きの声をあげます。さらに、高橋はデビュー期に携わった雑誌関係者の名前を全員覚えていると明かします。

「固定のカメラマンの方とは何年間もお付き合いがあるわけですよ。河口湖のなかを泳いだり真冬の富士山を登ったり、当時のアイドルはそういう過酷なロケをやらされるんですよ」と話す高橋に、寺岡は「それがあるから、35年経った今、唯一無二のグループになっていると思うなあ」とコメントしました。

番組では、『1988』の収録曲である「Rolling Thunder Baby」をオンエア。楽曲は、成田と寺岡によるリフ制作からスタートしたとのこと。「昔のMTVみたいなのを観ながら、2小節ぐらいのものを7曲ぐらい作ったんですよ。そのなかから合格したリフの曲です」と、寺岡は解説しました。



◆初のワンマンライブを開催!

5月6日(土)に、Rockon Social Clubは初のワンマンライブとなる「KURE 5-56 PRESENTS ROCKON SOCIAL CLUB 1988」を開催。現在、男闘呼組は全国ツアーの真っ最中のため、リハーサルが同時進行でおこなわれています。

高橋は「男闘呼組のコンサートでも歌っている曲をRockon Social Clubでも歌ったりするんですけど、バージョンが違ったりするので、メンバーにとってかなりハードな日々です(笑)」と話します。

一方で、活動を再開した男闘呼組と、新バンドの活動に充実感を得ている高橋は「30年ぶりに来たビッグウェーブだぜ! みたいな感じ」とコメント。寺岡は「デビューを自慢していた高橋和也少年に『お前、30年経ってもビッグウェーブが来るぞ』と言いたいね。いいっすねえ」と笑顔を見せていました。


Rockon Social Clubのデビューアルバム
『1988』(TOKYO RECORDS)は好評発売中・配信中
詳しくは公式サイト https://rockonsocialclub.comをご確認ください



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聴取期限 2023年5月14日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:KURE 5-56 Presents ROCKON TIMES
放送エリア:TOKYO FM
放送日時:毎週土曜21:00〜21:30
パーソナリティ:Rockon Social Club
番組メッセージフォーム:https://www.tfm.co.jp/f/rockon-times/message https://www.tfm.co.jp/f/rockon-times/message