サムネ

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「Kindle Unlimited」には、月々定額で読むことができるコミックエッセイが多数配信されていて、その数は実に200万冊以上!その中には、料理や恋愛、子育てなど、多様な視点から描かれた“生活に役立つさ”作品が含まれている。そこで、ゴールデンウィーク中に読みたい至極の5作品をウォーカープラス編集部でピックアップしてみたので、ぜひ一読してほしい。

200万冊の本がすべて読み放題!「Kindle Unlimited」を利用する

■現代夫婦のリアルを描いたコミックエッセイ

家事や育児は主婦の仕事というのは、少し前の常識。現在は夫も家庭に参加することが求められている。『離婚してもいいですか? 翔子の場合』(野原広子/KADOKAWA)は、前時代的な夫の機嫌を損ねないように生きる、専業主婦・翔子の話だ。夫はいつも愚痴ばかり。子供の面倒だって見てくれない。しかし経済的に自立出来ない翔子は、夫に本音をぶつけられない。いつしか感情は爆発し、離婚するために行動を起こすことを決意…!本作は主婦目線だけでなく、夫の心理描写も描かれており、“夫婦の責任”の所在はどこにあるかを突き付けられる作品となっている。現代夫婦のリアルが詰まったコミックエッセイだ。

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■片付けられない人は必見! 自分に合わせた収納術を学ぶべし

整理整頓が出来ないという人は一定数いる。特に自分の家においては、誰にも見られないからと散らかりっぱなしの方も多いのではないだろうか。『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました 家族の悩みも解決編』(なぎまゆ/KADOKAWA)は、元々片付けられない人だった著者・なぎまゆ氏がおくる、整理整頓術を詰め込んだ一冊。本書で一貫して大事にしているのは、几帳面な人の真似をするのではなく、自分の性格に合わせて考えるということ。具体的な収納術については、ぜひ本書を読んで学んでほしい。

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■夜食を届けるクマが向かった先は、心も体も疲れている人々のもとだった

残業が終わらない日や、慣れない育児に戸惑う日。人は誰しも出来ない自分に落ち込み、体力的にも厳しいときがあるもの。そんな心と体が弱ったときに、何故か夜食を提供してくれるのは、クマが始めた夜食の出前店だった――。『疲れた人に夜食を届ける出前店』(中山有香里/KADOKAWA)は、いつも頑張っているみなさんが、1週間を乗り越えられるようにという想いが込められた一冊。漫画内に登場する夜食のレシピも付いているので、実際に料理を作ってみてもいいだろう。

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■歪な家族関係を書いたノンフィクションの著書を漫画化

ある日、子供のツバサくんを置いて仲良しだったママ友の有紀ちゃんが消えた。この事件をキッカケに、これまで仲良しグループだった関係にもわだかまりができ、徐々にそれぞれの家庭が抱えた闇に気付くことになる。第25回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した『消えたママ友』(野原広子/KADOKAWA) は、かわいらしいキャラクター達とは対象的に、人間関係の複雑さが緻密に描かれた作品だ。明日は我が身……もしかしたらあなたの身にも降りかかるかもしれない、日常のストーリー。

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■団地で出会った人達の悲しみと喜びを描いたコミックエッセイ

1970年代に日本の各地で建てられた団地は5階建てが多かった。『スラム団地』(松田奈緒子/メディアファクトリー)に登場する松田一家も、同じく5階建ての団地に引っ越すところから話は始まる。本作は、著者・松田氏の幼少時代の思い出を基に生まれた作品。団地で出会った友人とのお話だったり、貧乏だったことから恐い借金の取り立て屋さんが来たり。団地を舞台に出会った人々との物語を、切なく、ときにコメディ要素満載に描いたコミックエッセイだ。

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