関門海が動兆しきりの展開に、フグ料理もインバウンド消費が追い風

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 関門海<3372.T>が動兆しきりの展開となっている。4月20日にマドを開けて上放れ、その後は上ヒゲを形成しながらも継続的な買いが流入して売り物をこなしている。きょうは一時5.5%高の267円まで上値を伸ばす場面があった。低価格を売り物とするフグ料理「玄品」をチェーン展開するが、訪日外客数が急増傾向にあるなか、外国人のフグ料理に対するニーズが旺盛でインバウンド消費の恩恵を受けている。22年3月期までの業績低迷は既に株価に織り込まれており、23年3月期以降は営業黒字定着が見込まれている。時価は200円台と低位に位置することもあって、個人投資家の短期指向の買いが誘導されやすい。

出所:MINKABU PRESS