ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

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ヤンキース戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席でホームラン性の当たりを放ったが、中堅を守るアーロン・ジャッジがジャンプしてキャッチし、大谷の2日連続アーチを阻止した。ツイッター上の米記者などからは「キャッチ・オブ・ザ・イヤーだ」「信じられない瞬間」といった声が上がっている。

 歓声とどよめきが交錯した。初回1死走者なしの第1打席。3-2のフルカウントから相手の先発右腕ジョニー・ブリトーのチェンジアップをとらえると、打球はバックスクリーン方向へ。フェンスオーバーと思われたが、昨季大谷とア・リーグMVPを争ったジャッジがジャンプ一番。大きく伸ばした腕で際どくキャッチし、大谷の2日連続アーチを阻止した。

 日本人ファンから「HR1本損した」などと悲鳴が上がったシーン。ツイッター上の米記者たちもすぐに反応した。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のヤンキース番ブレンダン・クティ記者は「アーロン・ジャッジのショウヘイ・オオタニの本塁打強奪キャッチは、キャッチ・オブ・ザ・イヤーだ」と絶賛。米MLB専門局「MLBネットワーク」のレポーターのジョン・モロシ氏も「アーロン・ジャッジがショウヘイ・オオタニの本塁打を強奪。センターへの411フィート! 信じられない瞬間だ」と驚きをもって伝えた。

 米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」のレポーターのエリカ・ウェストン氏も「ショウヘイ・オオタニが2夜連続の本塁打をマークしそうだった。しかしアーロン・ジャッジがセンターで強奪。Wow」とツイート。大谷とジャッジが絡んだプレーとあって、注目度の高さを物語っている。

(THE ANSWER編集部)