鎌田大地(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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26日、日本代表の鎌田大地が取材に応じて、現在の日本代表はいいチームになれるという見解を語った。

森保監督は2022年カタールワールドカップで鎌田大地を4試合連続で先発起用した。だがフランクフルトで見せていた活躍ぶりとはほど遠く、結局ノーゴールに終わってしまった。それでも監督は第二次森保ジャパンでも鎌田を信頼して先発として使い続けている。

鎌田は6万1855人を集めた国立競技場での試合に「あれだけの雰囲気の中でやってたんで、すごい気合は入ってた」と振り返るが、同時に「1戦目ということもあって、いいところよりも、自分たちが改善すべきところだったり、難しいと感じているとこも多々あったし、課題がすごく多くあった試合だった」と素直に語る。

自身のプレーについても「何が正解かもわかってなかったし、自分たちもいろいろ試しながらやってたんで、1試合目としてすごい難しかった」と分析した。

だが、悲観はしていない。

「今始まったばっかりなんで、たくさんトライするべきだと思うし、オプションはたくさん作っておいて損をすることはない」

「選手のクオリティは今間違いなくいいと思うし、うまく噛み合えば間違いなくいいチームにはなれると思う」

そして森保監督が求めていることを表現したい言う。鎌田は「僕たちは彼ら(監督・コーチ)に提示されたものを実行する、彼らが求めてるものを表現できるようにやっていくことが大事だと思う」と、決意を語っていた。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSPORT】