ダウ90000蓮見翔「漫才は1回も手応えがなかった」コントを書くきっかけとなった出来事とは？
放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。2月26日（日）の放送では、8人組・ダウ90000を主宰する蓮見翔さんが登場。お笑い好きになったきっかけなどについて伺いました。
◆バラエティを好きになったきっかけ
高須：ダウ90000のコントを見させてもらってんけど、どういうテレビを観て育ったのかなって思って。コント番組は好きだったの？
蓮見：バラエティがとにかく好きで、バラエティしか観ていなくて、ドラマとかはまったく観ていませんでした。最初は、さまぁ〜ずさんを好きになって、そこから「モヤモヤさまぁ〜ず（以下：モヤさま）」（テレビ東京系）とかを見始めたんですけど、親が「報道ステーション」（テレビ朝日系）を録画するような家庭だったんですよ。そうすると、当時は同時録画の機能もなかったので、月〜金曜のバラエティ番組の時間帯がどうしても観られなくて。
高須：なるほど。
蓮見：そうなると、土曜の午後8時にやっていた「ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円（以下：イロモネア）」（TBS系）しか観られなかったんです（笑）。
高須：そういうことね（笑）。
蓮見：午後10時に寝なきゃいけない家だったので、1週間ずっと「イロモネア」を観て、次の放送を楽しみに待つみたいな生活が続いていました。その後、深夜のバラエティ番組を知ってからは、本当に全部観ていましたね。
高須：さまぁ〜ずさんは、どういうところが好きだったの？
蓮見：「モヤさま」が地元に来て、そのときの番組を観てさまぁ〜ずさんが好きになりました。それからは、TSUTAYAで単独のDVDを全部借りましたね。
◆漫才よりもコントが向いていた
高須：いつから自分で書いてみたり、演じたりしてみようと思ったの？
蓮見：僕はバラエティ番組を観て芸人になりたくなった人間なんですけど、観続けたことで“こんなことはできないな”って思ったんです。諦めたのが高校3年生頃で。でも、こういう（バラエティの）仕事がしたいっていう思いから、日本大学芸術学部の映画学科の脚本コースに入ったんですね。映画のためじゃなくて“書く"ということをとりあえず勉強しておこうと思って。
高須：へえ！
蓮見：そこで友達に誘われて演劇を始めてから、本格的に（コントの脚本を）書くようになりました。
高須：書き始めたときはどうだった？ 最初から“いけそう”と思えたのか、“書くって大変やな”と思ったのか。
蓮見：高校3年生の文化祭で劇をやったんですけど、身内なこともあってウケたんですよ。そこで、笑い声を浴びる気持ち良さを知って、書き始めたんですよね。最初から手応えがありました。
高須：すごいね！
蓮見：まったく別で、コンビ漫才もやっていたんですけど、そっちはとにかくダメでした（笑）。3年ぐらいやったんですけど、1回も手応えがなかったです。ウケはしたんですけど。
高須：自分が納得できるものじゃなかったんや。
蓮見：“俺がやらなくてもいいじゃん”ってずっと思っていました（笑）。
高須：なんでやろ？ そんなにお笑いを見ていたのに。
蓮見：（お笑いを）見すぎていたのも（理由として）あるかもしれないです。「M-1グランプリ」を目指しちゃっていたところもあるかもしれないですね。
高須：なるほどね。
蓮見：同時期に今のメンバーたちとコントも作っていて、そっちはちょこちょこと手応えが出てきたんです。それで“自分はこっちなんだろうな”と思いました。
◆いずれは脚本だけになる？
高須：8人のセリフを振り分けてコントを作るのって難しいよね。構成力がすごくあるなと思う。
蓮見：コントを作る人や作家さんほど、そう言ってくれます（笑）。
高須：8人ってなかなかしんどいよ！ （役割が）被っちゃいそうになるし、テンポはズラせないし。ステージ上の動き方も大変だよね。今後は（自分が前に）出ないことも考えているの？ それとも、やっぱり8人をベースにやっていくの？
蓮見：コントには出たいんですけど、そもそも自分の演技にずっと自信がないんですよ。なので、“いずれ出なくなるのかな”とは思いますね。自分が出て、書くのを両方やるのってしんどいなと去年に思ったので。
高須：そりゃあしんどいよ！
蓮見：出るか書くかだったら、圧倒的に書くほうが好きなので、いつかは書くだけになるのかなとは思います。
高須：書くのは早いほう？
蓮見：だいぶ早いほうだと思います。
高須：筆が止まっちゃった場合、そのコントは捨てちゃう？ それとも、（途中まで）面白かったら完成までなんとか作っちゃう？
蓮見：けっこう捨ててしまうかもしれないですね。途中で“ダメだ”と思ったらやめます（笑）。
高須：俺は“これ以上書くのは時間の無駄”って分かっていても、ちょっと引っかかるのよ。それで、後から“なんとかならんかな”って思ったりする（笑）。
蓮見：2年後ぐらいに“いま作ったらいけるかも!?”と思うことはありますけどね（笑）。
＜番組概要＞
番組名：空想メディア
放送日時：毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ：高須光聖
番組公式Facebook：https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/ https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/
（左から）蓮見翔さん、高須光聖
◆バラエティを好きになったきっかけ
高須：ダウ90000のコントを見させてもらってんけど、どういうテレビを観て育ったのかなって思って。コント番組は好きだったの？
高須：なるほど。
蓮見：そうなると、土曜の午後8時にやっていた「ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円（以下：イロモネア）」（TBS系）しか観られなかったんです（笑）。
高須：そういうことね（笑）。
蓮見：午後10時に寝なきゃいけない家だったので、1週間ずっと「イロモネア」を観て、次の放送を楽しみに待つみたいな生活が続いていました。その後、深夜のバラエティ番組を知ってからは、本当に全部観ていましたね。
高須：さまぁ〜ずさんは、どういうところが好きだったの？
蓮見：「モヤさま」が地元に来て、そのときの番組を観てさまぁ〜ずさんが好きになりました。それからは、TSUTAYAで単独のDVDを全部借りましたね。
◆漫才よりもコントが向いていた
高須：いつから自分で書いてみたり、演じたりしてみようと思ったの？
蓮見：僕はバラエティ番組を観て芸人になりたくなった人間なんですけど、観続けたことで“こんなことはできないな”って思ったんです。諦めたのが高校3年生頃で。でも、こういう（バラエティの）仕事がしたいっていう思いから、日本大学芸術学部の映画学科の脚本コースに入ったんですね。映画のためじゃなくて“書く"ということをとりあえず勉強しておこうと思って。
高須：へえ！
蓮見：そこで友達に誘われて演劇を始めてから、本格的に（コントの脚本を）書くようになりました。
高須：書き始めたときはどうだった？ 最初から“いけそう”と思えたのか、“書くって大変やな”と思ったのか。
蓮見：高校3年生の文化祭で劇をやったんですけど、身内なこともあってウケたんですよ。そこで、笑い声を浴びる気持ち良さを知って、書き始めたんですよね。最初から手応えがありました。
高須：すごいね！
蓮見：まったく別で、コンビ漫才もやっていたんですけど、そっちはとにかくダメでした（笑）。3年ぐらいやったんですけど、1回も手応えがなかったです。ウケはしたんですけど。
高須：自分が納得できるものじゃなかったんや。
蓮見：“俺がやらなくてもいいじゃん”ってずっと思っていました（笑）。
高須：なんでやろ？ そんなにお笑いを見ていたのに。
蓮見：（お笑いを）見すぎていたのも（理由として）あるかもしれないです。「M-1グランプリ」を目指しちゃっていたところもあるかもしれないですね。
高須：なるほどね。
蓮見：同時期に今のメンバーたちとコントも作っていて、そっちはちょこちょこと手応えが出てきたんです。それで“自分はこっちなんだろうな”と思いました。
◆いずれは脚本だけになる？
高須：8人のセリフを振り分けてコントを作るのって難しいよね。構成力がすごくあるなと思う。
蓮見：コントを作る人や作家さんほど、そう言ってくれます（笑）。
高須：8人ってなかなかしんどいよ！ （役割が）被っちゃいそうになるし、テンポはズラせないし。ステージ上の動き方も大変だよね。今後は（自分が前に）出ないことも考えているの？ それとも、やっぱり8人をベースにやっていくの？
蓮見：コントには出たいんですけど、そもそも自分の演技にずっと自信がないんですよ。なので、“いずれ出なくなるのかな”とは思いますね。自分が出て、書くのを両方やるのってしんどいなと去年に思ったので。
高須：そりゃあしんどいよ！
蓮見：出るか書くかだったら、圧倒的に書くほうが好きなので、いつかは書くだけになるのかなとは思います。
高須：書くのは早いほう？
蓮見：だいぶ早いほうだと思います。
高須：筆が止まっちゃった場合、そのコントは捨てちゃう？ それとも、（途中まで）面白かったら完成までなんとか作っちゃう？
蓮見：けっこう捨ててしまうかもしれないですね。途中で“ダメだ”と思ったらやめます（笑）。
高須：俺は“これ以上書くのは時間の無駄”って分かっていても、ちょっと引っかかるのよ。それで、後から“なんとかならんかな”って思ったりする（笑）。
蓮見：2年後ぐらいに“いま作ったらいけるかも!?”と思うことはありますけどね（笑）。
＜番組概要＞
番組名：空想メディア
放送日時：毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ：高須光聖
番組公式Facebook：https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/ https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/
