ドラマ「墜落JKと廃人教師」
 - (C)sora・白泉社 (C)「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS

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 橋本涼(HiHi Jets/ジャニーズJr.)を主演に、映画『ベイビーわるきゅーれ』などの高石あかりをヒロインに迎え、「花とゆめ」(白泉社)で連載中の少女漫画を実写ドラマ化する「墜落JKと廃人教師」が、4月6日からMBSドラマ特区枠(MBS:毎週木曜24時59分〜ほか)で放送されることが明らかになった。(高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記)

 原作は、現在15巻を数える、漫画家soraによる人気コミック。失恋を苦に命を絶とうとしていたところを教師に邪魔された女子高校生が、「死ぬ前に俺と恋愛しない?」と教師に告白されたことで始まる恋愛模様を描いたラブコメディー。

 教師の灰葉仁(はいば じん)役は、今作が単独連ドラ初主演となる橋本涼。常に無気力でギャンブル中毒、万年金欠の“ダメな大人”で、教師とは思えないギリギリ行動を連発する姿から、生徒に「灰仁」(廃人)と呼ばれ、舐められている物理教師を演じる。

 漫画実写化作品への出演に「幼き頃から漫画好きの自分からしたら凄い夢のようなお話です」という橋本は、“クズ教師”としてあきれられる灰葉役について「少し王道と離れた、いわゆるクズ感が溢れる生徒に普通に手を出す教師なのですが、実は知れば絶対に惚れてしまう。。そんな魅力が詰まってるキャラクターです! そんな灰葉仁を橋本涼としてどう演じようか、どんな魅せ方をしようか、今から考えるのが楽しくて仕方ありません」と魅力を語っている。

 一方、ヒロインの落合扇言(おちあいみこと)役は、続編の公開が迫る『ベイビーわるきゅーれ』の殺し屋役で話題を呼び、同クールで放送される「日本統一 関東編」(4月13日〜NTV・関東ローカル)へのレギュラー出演も決まっている高石あかり。連続ドラマ初ヒロインで、成績抜群だがネガティブな女子高生を演じる。

 出演にあたって原作を手に取り「気付いたら全巻買っていたほど、一瞬でこの作品の虜になっていました」という高石は「原作ファンの皆さまに、あの二人が存在していると感じてもらうにはどうしたら良いのか、大好きな作品だからこそ、良い意味でプレッシャーを感じています。ただ、何よりこの作品に携われることが心の底から嬉しいです」とコメント。「扇言のネガティブな一面やしっかりと人と向き合おうとする姿勢、常に危うさ漂う不思議な空気を持つ彼女に多くの人が惹かれ、そんな扇言の灰葉先生だけに見せる表情が、私は、本当に大好きです。この魅力的すぎる部分をきちんと表現できるよう頑張ります」と意気込みを語っている。

 原作者のsoraは、実写ドラマ化に「最初に思った事は、この犯罪者予備軍が3次元になるってマジ…? でした。もちろんとっても嬉しいです」と驚きつつ「このコメントを考えている時点ではまだ脚本を読んだだけの段階なのですが、ドラマ的なまとめ方もされつつできるだけ原作を尊重した構成にしていただけています。とはいえ完成系は映像なわけで、どんな出来上がりになるのか今は皆目見当もつきません。『ネガティブなようで前向きのようなやっぱり根暗』なキャラクター達がどんなふうに演じられるのか楽しみです。読者の皆様にも新規の方々にもどうか楽しんでもらえますように!」とコメントを寄せている。

 監督は映画『五億円のじんせい』などの文晟豪(ムンソンホ)と、映画『左様なら今晩は左様なら今晩は』などの高橋名月。脚本はドラマ「科捜研の女」「魔進戦隊キラメイジャー」などの下 亜友美と、「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」などの我人祥太が務める。(編集部・入倉功一)

ドラマ特区「墜落JKと廃人教師」 は4月6日より順次放送開始 MBS:毎週木曜24:59〜※1話のみ25:29〜