仕事が終わり、「さあ休むぞ!」と思ってもなんだかずっと頭が仕事モード。あれこれ気になっていつも心が休まらないというワーカホリック気味な方も多い現代人。今回は、そんな方に取り入れていただきたい気功&ツボ押しをご紹介します。気功の解説は鍼灸院「アキュサリュート高輪」院長の瀬尾港二先生。イラストはお笑いコンビ蛙亭の中野さんです!目次頭を仕事から休日モードに切り替えて休める気功&ツボ押しいつでもどこでも仕事に取り組める環境が整備されていたり、スマホやPCで目にする情報が溢れ、常にアンテナを張り巡らせていたりと、頭が四六時中お仕事モードの方も多いはず。そこで今回は手軽な切り替え方法として、頭を休める気功とツボ押し方法をレクチャー。頭や首・肩、目の周りのツボを刺激し、リラックスを促します。第4回でご紹介した「甩手(スワイショウ)」のように腕を大きく振ることで、首の根元と肩先の中間にあるツボ・肩井(けんせい)が刺激されます。また頭と目の周辺のツボ押しは、場所を選ばずオフィスなどでもできるので、仕事中のリフレッシュにもおすすめです。肩、頭、首、目の周辺のツボを刺激してリフレッシュ■肩井、天柱、風地、目の周辺のツボ押し(1)足を肩幅に開く(基本姿勢・肩幅の取り方参照)。(2)「スワイショウ」のように腕を大きく左右に振り、首の根元と肩先の中間にあるツボ・肩井(けんせい)を刺激する。(3)頭を指先で軽く叩く。頭のてっぺんにあるツボ・百会(ひゃくえ)を中心にして前後左右に手を動かしていく。(4)耳周りや首の付け根にあるツボ・風地、天中などの周りも同様に指先で軽く叩く。(5)人差し指の腹を使い、目頭から下まぶたにかけてゆっくりと押していく。力加減は気持ちいいと感じる程度に。(6)親指の腹で眉の下を押す。こちらも同様に気持ちいいと感じる程度の力で行う。どれも簡単で覚えやすいものばかり。休日になっても仕事モードから切り替えができない人は、ぜひ取り入れてみてください。