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 ボルシア・メンヒェングラードバッハが直面している大きな課題の1つはマーカス・テュラム、そしてラミー・ベンセバイニとの契約が夏に満了を迎えるということだ。つまりはフリーで新天地を模索することが可能な状況ということであり、木曜の会見の席にてローランド・ヴィルクスSDはこの可能性が高いことを認めつつ、「我々は常に市場に目を向けている。こういった選手たちがクラブを去ることを想定して計画を立てていかなくてはならないのだ」と語った。

 事実、昨夏にはドイツ代表DFマティアス・ギンターをフリーで手放しており、この夏はさらに2選手が続くことになるのか。加えてバーンリーにレンタル中のジョーダン・バイヤーについても、すでに買取条件となるプレミア昇格が時間の問題となっている事から、もはや復帰することは考えにくい。「我々としては復帰を希望しているのだが、しかしながらそれは我々にはどうしようもないことなのだ」と、ヴィルクスSD。

 このように来シーズンに向けた人事面での状況は、決して明るいものとはいえるものではないのだが、ただ今節のフライブルク戦に限って言えば、出場が危惧されているヨナス・オムリンについて、ダニエル・ファルケ監督は「わずかな可能性はある」と説明。具体的には「5〜10%」といったところだが、ただ週初めには4人すべてのGKが離脱していたことを思えばかなり状況は改善しているとはいえるだろう。

#Virkus: Natürlich beobachten wir ständig den Markt. Als Verein müssen wir mit verschiedenen personellen Szenarien planen. So machen wir uns natürlich auch schon Gedanken über die nächste Saison. #BMGSCF pic.twitter.com/5fwa9ZEWIE

- Borussia (@borussia) March 2, 2023