落語家の笑福亭鶴瓶と、アイドルグループ・ももいろクローバーZによるカンテレのトークバラエティ番組『桃色つるべ』が26日、3月5日(25:00〜※関西ローカル)に2週連続で放送される。

左からあべこうじ、佐久間一行、おいでやす小田=カンテレ提供

26日放送は「R-1グランプリ直前SP」として、2010年大会優勝のあべこうじ、2011年大会優勝の佐久間一行、2016年大会から5大会連続で決勝に進出したおいでやす小田が登場。昨年末の『M-1グランプリ』でウエストランド・井口がネタ中に放った「R-1には夢がない」という言葉に対して、あべは「夢がないとは言わないが、吉本内でもM-1に比べて、R-1は下にみられている」と話す。M-1は優勝すると新幹線のグリーン車に乗れるようになるが、R-1は優勝してもしばらく普通車のまま。そんな中、佐久間はある事件がきっかけで会社の上層部と話し合い、グリーン車に乗れることになったとうれしそうに報告する。一方おいでやす小田は、優勝していないのにゲストに呼ばれたことをももクロメンバーにいじられる羽目に。

3月5日の放送は「大阪でくすぶっている芸人SP」と題し、祇園とセルライトスパが登場する。



コメント抜粋は以下の通り。

――約8カ月ぶりの収録でしたがいかがでしたか?

鶴瓶:もう(この番組)ないと思ってた(笑)。8カ月あいてるにしては、ずっとレギュラーでやってるみたいな仲の良さが出てたね。親戚の子といるみたいで、仕事してる感じはしないよね。

高城れに:鶴瓶さんが作ってくれる空気感と、色々な方のお話が聞けるのが楽しいですね。

百田夏菜子:鶴瓶さんの番組だから、ゲストの皆さんがリラックスをしていて色々なお話をしてくださるし、普段聞けないトークをたくさん聞けて楽しいなって思います。

玉井詩織:『桃色つるべ』にゲストで出演してくださる方は、ほかの現場でお会いした時も距離が近く感じる。普段のバラエティ番組だと、ここまで話すことがなかなかないので、鶴瓶さん効果もあってより打ち解けられるのがうれしいです。

百田:大阪で鶴瓶さんに会えるのもうれしいですね。

鶴瓶:この番組をするんだったら、やっぱり大阪で収録したいね。

――今回の収録で印象に残ったエピソードや、今後呼びたいゲストの方はいらっしゃいますか?

鶴瓶:大阪で収録してるから、大阪にゆかりのある芸能人を呼びたいな。

玉井:今までは、大阪の一般の方を(ゲストに)呼んでいて、それもゆったりとした番組で楽しかったですけど、私たちもなかなか大阪の芸人さんと共演する機会がないから……。

鶴瓶:芸人だけじゃなく、文化人の方とかまだまだたくさんいるからね。ベテランの方だと、浜村淳さんとか、オール阪神・巨人とか。音楽の人だったら、“音楽くくり”で出てもらうとか……。

佐々木彩夏:あいみょんさん!

玉井:(鶴瓶の方を向いて)あいみょんさんに来てほしい!

鶴瓶:なんで俺に言うねん(笑)。

玉井:鶴瓶さんに会ったら絶対言おうと思ってた! 鶴瓶さんの人脈の広さに便乗して、色々な方のお話が聞けたらうれしいです!

――番組の見どころや視聴者の方へのメッセージをおねがいします。

佐々木:(放送が8カ月ペースだと)もしかしたら年内もう見れないかもしれない……。今年最初で最後の放送かもしれないので見てください!(笑)

百田:R-1の決勝を見る前にこの番組を見て、R-1の色々を知っていただけたらと思います。レギュラー放送が終わった今でも関西の方からは「この番組見てるよ!」とか「鶴瓶さんと出てる番組見てるよ」ってよく言われるんです。

玉井:私たちは基本的に東京で活動しているので、自分たちがいつもいる場所じゃないところでも知ってもらえるきっかけになるので、見てもらえるとうれしいなと思います。