料理家・上田淳子さんが教える大根の使い切りレシピ第2弾! こんがりと色づいた大根が食欲をそそる「大根と豚こまのしょうゆ炒め」を紹介します。

大根を使いきり!「大根と豚こまのしょうゆ炒め」

大根は電子レンジでまとめて下ゆでしておけば、ほかの料理にも使えます。

●大根と豚こまのしょうゆ炒め

こんがり焼きつけた大根が存在感を発揮!

材料(4人分)

ゆで大根 4切れ
豚こま切れ肉 300g
塩 小さじ1/3
コショウ 適量
長ネギ 1本
シイタケ、シメジ 合わせて200g
サラダ油、しょうゆ 各大さじ1

【つくり方】

(1) 豚肉は塩、コショウ適量をふる。ゆで大根(つくり方は下部)は4等分に切る。長ネギは2cm幅の斜め切りにし、シイタケとシメジは石づきを除いて食べやすく切る。

(2) フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱して(1)のゆで大根を入れ、軽く焼き色がつくまで焼いて取り出す。再度フライパンを火にかけて(1)の豚肉を広げ入れ、火がとおるまで炒めて取り出す。フライパンに残りのサラダ油を中火で熱し、(1)の長ネギとキノコを炒める。

(3) (2)の豚肉と大根を戻し入れて混ぜ、しょうゆを加えて味をととのえる。器に盛り、コショウ少しをふる。

[1人分237kcal]

 

<ゆで大根のつくり方>

(1) 大根は皮をむいて2cm厚さ(16等分)の輪切りにし、半量を耐熱皿に並べてふんわりとラップをかける。竹串がスッととおるようになるまで、電子レンジ(600W)で10〜15分加熱する。もう半量も同様に加熱する。

(2) (1)の粗熱をとり、ラップを外して大根が冷めるまでそのままおく。冷蔵庫で3日保存可能。

<POINT>

すべての具を一度に炒めると火どおりにムラができる原因に。豚肉と大根はそれぞれ炒めておいて、最後に戻し入れる。

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

各レシピに表記されているカロリーは、とくに指定がない限りすべて1人分です

計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです

電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります

電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください

液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください