街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、洗練された大人の街・丸の内。描くのは、旬なファッションやメイクのイラストがインスタで20万人のフォロワーに愛されているヤベミユキさんです。

丸の内・真冬のマダムコーデが必見!<東京おしゃれ図鑑vol.16>

日本の交通網の中心であり、オフィス街が建ち並ぶ東京・丸の内。
日本一のデパ地下ともいわれる大丸東京店や、ハイセンスなショップとオフィスからなる丸の内ビルディング「丸ビル」や「新丸ビル」などがあり、洗練された大人の街として有名。

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12月下旬
最低気温 1℃ 最高気温 9℃
晴れ

リサーチに訪れたこの日も、東京駅を利用する旅行者や、真冬のおしゃれを楽しんでいるマダム、会社からランチに出る女性グループなど、たくさんの人々が行き交っていました。

 

60代は、カジュアルなカジュアルアウターを「エレガント」に

東京大丸店の雑貨売り場で見かけたのが、パキッとした鮮やかなオレンジのコートに深緑のスカーフが印象的だった60代の方。

オレンジのコートはマッキントッシュのようなハリのあるゴム引き素材。ゴム引き素材は、風を通さないので意外なほど暖かく、さらに見た目も軽いので、寒いのに春を先取りしたいこれからの時季にピッタリだと思いました。

ボトムは黒スキニー、足元はマウンテンブーツとユニセックスなアイテム。コートと反対色の深緑のスカーフがエレガントさを加えていて、オードリーヘップバーンのような黒髪ベリーショートに太眉もすてきでした。

 

●エレガントな白髪×スポーティーな白ダウンが絶妙!

もうひとり、東京大丸店のデパ地下で見かけた、エレガントな白髪にスポーティーな白ダウンのマダム。

この方はスポーツバッグにスニーカーを合わせていて、エレガントさとカジュアルさの塩梅が絶妙でした。

 40代は、大人の「レトロかわいい」ミニコーデ

丸ビルで見かけたのが、ポンチョ風コートとイエローニットがレトロかわいい40代の方。

ポンチョ風コートの下は、ミニ丈のスカートでした。
春夏から流行っているミニ丈。気になりつつも勇気がなくてずっと躊躇していましたが、彼女のようにたっぷりとした膝上コートとウールタイツだと露出感もなく、真似できそう。

内巻きボブにバニティバッグとレトロな雰囲気で統一しつつ、ブーツはエナメル素材で外しているところもお見事。

 

●暖かくておしゃれなアームウォーマーは大人の冬に必須!

彼女のイエローニット、手元をよく見るとアームウォーマー風のデザインになっていました。
アームウォーマーって著者も持っていましたが、すごく暖かいんです。

今年はトレンドなのもあって様々な色や素材のアームウォーマーが出ているので、アウターの袖口から見せるのもかわいいですよね。
防寒とトレンド感を兼ね備えているので、大人の冬にこそ必須だと感じました。

 

丸の内でおしゃれさんウォッチング!

丸の内方面はレストランやショップが充実していて、トレンド感たっぷりのおしゃれさんを見ることができます。
夜になると会社帰りのおしゃれでイケてる人たちが、オープン席のバーでアフター5を楽しむ姿も。

私は小心者なので、今回も立ち寄ったのはいつものスターバックス。
いつもと同じコーヒーを片手に、たくさんのおしゃれさんを眺めながら妄想を膨らませました。

次回の「東京おしゃれ図鑑」もお楽しみに。

※「東京おしゃれ図鑑」は街ゆく人のファッションをヒントに独自のアレンジを加えて掲載しております。