2月14日は「バレンタインデー」。今年も誰かに渡す予定があるという方も多いかと思いますが、振り返ってみれば“甘い”思い出や“苦い”思い出もあるのでは?

249人に聞いた!スウィートな「バレンタインデー」

今回はESSEレポーター249人に「バレンタインデー」に関するアンケートを実施。心に残る“甘い”エピソードを教えてもらいました!

●チョコで振り返る、あの「甘い青春…」

まずは、学生時代のエピソード。バレンタインチョコの持ち込み自体が禁止されている学校だったという方もいらっしゃるのでは? いつ渡すのかドキドキしながら過ごす時間は、今振り返ればいい思い出ですよね…!

「小学1年生の時に好きだった男の子の家にチョコを渡しに行きました。まだ幼かったので父親が好きな男の子の家まで送迎してくれて車からそっと見守ってくれていました(笑)!」(愛知県・31歳)

「高校生の頃、好きだった人(夫)に、廊下でチョコを渡して、恥ずかしすぎてなにも言えずに走り去ったこと」(愛知県・35歳)

「携帯もポケベルも持っていなかった高校生時代。好きな人の自宅に電話をかけ、○○時に駅に来て欲しいと伝え、当日手づくりチョコを渡しに行ったのは、忘れられない思い出です。よく自宅の電話にかけて呼び出せたなぁと、携帯のある今の時代からは、ものすごく大胆に感じます」(愛媛県・41歳)

「学生時代にケーキ屋さんでバイトをしていたとき、バレンタイン当日に売れ残ったラッピング済のチョコレートを沢山もらい店を出たタイミングで、ピザのデリバリーのバイト中の先輩に会いました。とくに恋愛感情はなかったものの、たくさんあったのでチョコレートをあげたら、律儀にホワイトデーにお返しを持ってきてくれて、それきっかけで恋に落ちました」(愛知県・45歳)

「学生時代、バレンタインの日に好きな男の子にチョコレートをあげようと決意。放課後に呼び出して、チョコレートをあげて、好きですと言ったあとに恥ずかしさのあまり逃げました(笑)。それで終わったものの、夜に電話があり、つき合おうと言ってもらえたのは甘い思い出です」(福岡県・35歳)

●うまくいかなかったけどいい思い出…

バレンタインデーに告白しても、うまくいかない場合もありますよね。でも、そんな少し苦いエピソードも、振り返るといい経験だったと“甘い”思い出に変わっていることも…。

「小学生から高校卒業まで12年間同じ人にあげてました。もはや最後の方は使命感みたいな。おいしく食べてもらいたいという気持ちで日々お菓子の研究。おかげさまでお菓子づくりは得意になりました。バレンタインの季節、きっと今でも思い出してくれてるだろうなと思ってます。てか思い出してほしい!!」(岡山県・32歳)

「小学校のとき、普段全然接点がないのにバレンタインの前にだけ電話して片想いの人に4年連続で手づくりお菓子や手袋をあげていました。4年目にやっと、告白しましたが結局振られてしまいました。そのときはとても悲しかったけれど、大人になって感じるのは4年間もちゃんと貰いに来てくれた相手の男の子も優しい人だったなということです」(岐阜県・39歳)

「中学生の頃、手づくりお菓子と市販のチョコと2つ用意して、好きな人に渡しに行きました。市販のチョコは渡せたけど、手づくりのものは味に自信がなくて渡せず、自転車のカゴに入れたまま持ち帰ったことがありました。もちろん、私が食べました(笑)」(愛知県・34歳)

●友達と楽しんだ思い出の「チョコレート」

つづいては「友情」にまつわるエピソードをご紹介します。アンケートでは、「友達と交換していた友チョコが思い出」と答えた人が多数! なかには男子よりも多くもらったという人もちらほらと。

「高校時代、友達が先輩にトリュフを手づくりしました。うまくできなかったやつを『あんたにあげるよ(口が悪い友達でした。外見はカワイイのに…)』と、形が崩れたトリュフをくれました。初めて手づくりトリュフを食べましたが、あまりのおいしさに感動! でも、いまだに私はトリュフをつくったことはないです」(千葉県・48歳)

「小学生のとき、初めてチョコを手づくり。当日学校に持っていったが、相手の子が風邪で休みだったので、自宅まで友達と持って行きました」(大阪府・38歳)

「私はお菓子づくりが得意なので、友達の代わりにチョコレート菓子をつくり、そのチョコレートで交際がうまく行き結婚した友達が二人います。今でも、ご主人はあのときのチョコレートが私の手づくりだと知らないとのことです。そして、ご主人にとってはとても大切な思い出で、そのときのチョコレートの箱を記念にまだ取ってあると聞いて、このチョコレートのことは墓場まで持って行く秘密だと思っています」(鳥取県・45歳)

といったすごいエピソードも…! バレンタインチョコはいろいろなドラマを生み出してくれますね。

●夫と私の「バレンタインデー」

バレンタインデーに年齢制限はなし。結婚しても夫とバレンタインデーを楽しむというのもいいですね!

「夫が冷蔵庫に袋に包んだなにかを入れ『しばらく熟成させるから置いといてね』と言ったので、みそかなにかを仕込んだのかな? と思ったら、高級チョコレートの期間限定BOX。じつは販売スタート時にこっそり買いに行ってくれて、バレンタインデー当日に袋を開けてみてと言われびっくり。私へのプレゼントでした。とてもうれしかったし、すてきなサプライズになりました」(香川県・39歳)

「今の夫とつき合い始めて1年目のバレンタインデーに、デパートで買ったチョコレートを渡しました。当時、遠距離恋愛中だったので、その1か月後に、彼の一人暮らしの部屋に行き、冷蔵庫を見ると、この前渡したチョコレートの箱が…。2〜3個食べていたものの、結構な量が残っていたので、仕事帰りの彼に聞くと、『チョコ好きの私にも食べて欲しかった』とのこと。『来年以降は、高級チョコよりも手づくりのものがいい』とも伝えられたので、その後は手づくりのレアチーズケーキを一緒に食べています」(石川県・44歳)

「結婚する直前のバレンタインに夫にブラウニーをつくって渡したのですがとても気に入ってくれて。あれこれ考えずに、毎年バレンタインはブラウニーがわが家の定番です」(埼玉県・37歳)

「結婚して初めてのバレンタイン=出会って初めてのバレンタインは、大雪の日でした。お互いの会社が早く終わったので、急いでひと足先に帰宅。慌ててテーブルに包装してあるチョコレートを置いたら、間もなく夫も帰宅。すぐに手に取った夫はうれし泣きをしながら『ありがとう』と、とても喜んでいました」(埼玉県・41歳)

●ママとしての「バレンタインデー」の楽しみ

最後は「子ども」とのバレンタインデーエピソードです。子どもに渡したり、一緒に手づくりしたり…楽しみ方も増えますよね。

「コロナ禍から毎年息子と手づくりを楽しみ家族で食べています。ブラウニー、マフィン、チョコパイクマ、イチゴショートなど。混ぜるだけ、飾るだけなど簡単なものでも、バレンタインを家族で愛情こめてお菓子をつくると楽しいですよ」(東京都・48歳)

「小学生の娘と一緒に、パパにプレゼントしようとバレンタインチョコを手づくりしました。一生懸命つくったチョコが完成したら、娘はキレイにできたものをすべて自分用に、失敗作をパパ用にしていました(笑)」(東京都・43歳)

「当時9歳の息子がバレンタインに『ママのつくったチョコケーキが食べたい』と言ってくれたので、もちろんつくりました! 手づくりのものをリクエストされるとうれしいです」(兵庫県・46歳)

また、「息子が初めて義理じゃないチョコレートをもらってきた日。息子以上に私がうれしかったです」(東京都・39歳)。というように、子どもが受け取ったチョコレートに対するエピソードもありました!

今回はバレンタインデーにまつわる甘いエピソードをご紹介しました。今年のバレンタインデーはどんな思い出が誕生するのか楽しみですね。