家族みんなが生活をする場所であり、おうちの顔とも言えるリビング。共用の家具などがあってすっきり見せるのは難しいですよね。こうしたお悩みに役立つ、リビングのお片づけルールをライフオーガナイザーの下村志保美さんに教えてもらいました。

リビングは家具の置き方が重要。ラクお片づけのルール

家の中で一番過ごす時間の多いリビングは、どうしてもものが多くなってしまいますよね。細々としたものの片づけよりも、家具の配置などを考え直すだけで一気に見た目が変わりますよ。

●大きな家具は思いきって手放す

ソファやこたつは「もう使わない」ため処分したそう。
「大物家具は買うのは簡単だけれど、処分が大変なので、次に買うときは慎重に検討します」

リビングから大物家具がなくなっただけで、こんなに広々!

「ものを置かず、空間が広くなると、のびのび動けます」

●ラグも置かず、必要なときはヨガマットで代用

ラグなどの布製品は掃除や洗濯に手間がかかるため処分。

「くつろぎたいときは、廊下の棚にしまってあるヨガマットやクッションをリビングに持ち込みます」

●あえて設けた愛猫の居場所。すっきり見える遊具を採用

壁際の角に収まって縦に長いタイプなので、見た目の存在感は小さいです。

猫の居場所は縦の空間を利用。部屋の角に設置すれば部屋もすっきり見えます。

「必要最低限のものだけにしたので、片づけもしやすいです」

<下村さんのスムーズに手放すコツ>有料ゴミ処理券を常備

あとで捨てようと置いておくと、そのまま先延ばしにしがちな粗大ゴミ。

「券を常備しておき、すぐに捨てられる仕組みをつくってます」

 

『これからの暮らし by ESSE vol.03』では今回紹介した以外に、暮らしの達人のみなさんの「持ちすぎない暮らし」や、50代からのユニクロおしゃれ術、老後のお金の不安解消Q&A、腸活レシピ、B-life Marikoさんの「1日1分寝落ちヨガ」など50代以上の暮らしに沿った情報が満載。ぜひチェックしてみてください。