話題作の揃った1月期ドラマの中でもとりわけ注目を集めているのが、バカリズムさん脚本・安藤サクラさん主演の「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系・日曜22時30分〜)。現在は第5話まで放送済みですが、過去回はTVerやHuluで配信中。未視聴の方は、今からでもぜひチェックしてほしいおもしろさです。ここでは、ドラマ好きライターがその見どころをご紹介!

今からでも追いつける!見どころ満載の「ブラッシュアップライフ」

安藤さんが演じる主人公・近藤麻美は、実家で両親と妹と暮らしながら地元の市役所で働く33歳の女性。ごく平凡な暮らしを送っていた彼女ですが、あるとき交通事故であっけなく亡くなってしまい、気づくと死後の世界に。「来世でオオアリクイになる」と告げられた麻美は、人間に生まれ変わるために必要な徳を積むべく、もう一度近藤麻美として人生をやり直すことを決めます。

前世の記憶を持ったまま、赤ちゃんから“人生2周目”をスタートした麻美は、大学の薬学部に進学し、薬局に就職。薬の知識を活かして祖父の命を救ったり、元同級生の不倫を阻止したり…と、徳を積んでいた麻美ですが、再び事故で帰らぬ人に。今度は「インド太平洋のニジョウサバに生まれ変わる」と告げられ、人生3周目を選択。今度はテレビ局に就職し、ドラマの制作スタッフとして充実した日々を送りつつ、徳を積むために奮闘し…というのが、これまでのあらすじです。

●あるあるネタや、続きが気になる意外な伏線も

本作の見どころはいくつもありますが、まず挙げられるのが、気の置けない女性同士のおしゃべりやあるあるネタ。麻美が幼なじみや同僚と交わす日常的なやりとりは、「架空OL日記」を手がけたバカリズムさんならではのリアルさです。

次に注目したいのは、劇中に登場する90年代以降のカルチャー。子ども時代の麻美がたまごっちで遊んでいたり、朝はテレビで「ズームイン!!朝!」が流れていたり。カラオケではオレンジレンジやレミオロメンで盛り上がるなど、30〜40代にとっては懐かしいキーワードが散りばめられています。

麻美がドラマのAP(アシスタントプロデューサー)として働く第4話、第5話では、ドラマ制作の舞台裏を描いた“お仕事もの”としてのおもしろさも。撮影を巻きで進める、つまり進行を急ぐために麻美が知恵を絞って工夫する様にもなるほど! とうならされます。

波乱含みのテレビ局編はどんな結末を迎えるのか、今回は生まれ変わりに必要な徳を積めているのか。そもそも、3周目でも不慮の事故は回避できないのか…。

さらには、2周目で年商10億の実業家になっていた松坂桃李さん演じる元彼、第3話で登場した水川あさみさん演じる謎の女など、背景が明かされていない登場人物も。麻美以外にも、タイムリープしている人がいる可能性もあります。SNSでは「着ている服の色がタイムリープの回数を表しているのでは?」と考察する声も上がっており、まだまだ意外な伏線がありそう。繰り返し見る楽しさも味わえるドラマなので、ぜひ今からでもチェックしてみてくださいね。