寒さが厳しいこの季節。お出かけはもちろん、家の中で過ごすときも寒さ対策が必要です。家で仕事をする機会が増えるなかでの光熱費の値上げ。暖かさを保ちつつ、集中できる環境をつくるには、工夫が必要です。気になる光熱費も賢く抑えながら、心地よく過ごせる室内環境を整えるコツを、日刊住まいライターが語ります。

リモートワークに欠かせない寒さ対策

リモートワークをするのは、ほかの家族がいるリビングではなくて、別の部屋で。そんな人も多いのではないでしょうか。自分のためだけに、暖房を「強」にして使うのは気が引けるケースにぴったりの、筆者が実践する寒さ対策を紹介します。寒さ対策は、仕事の集中に欠かせませんよ!

 

●パソコン作業にはアームカバーが優秀

毎冬、筆者が欠かせないのが「アームカバー」。手が冷えるとタイピングが遅くなったり、入力ミスが増えたり。いいことがないので、必須アイテムになっています。

筆者が選ぶのは、1000円以下のコスパのよいもの。親指が通せる穴があいているタイプが、腕にフィットするので気に入っています。

 

●インテリアにもなるひざ掛け

もうひとつ欠かせないのがひざ掛け。こちらも2000円以下くらいで、モチベーションの上がるものを毎年準備します。筆者は今年、FrancFrancのグレーのものにしました。作業部屋のインテリアと合わせておけば、イスにかけておいても見た目がいいです。新しく買うなら、お部屋の雰囲気に合わせるのがおすすめです。

ちなみに筆者の場合、さらに、冷気を感じるような寒い日には、湯たんぽも活用します。Fashyというドイツ製の湯たんぽを愛用。

 

●足元にラグを敷く

足元が冷えると体全体が寒く感じてしまいがち。そこで筆者は、そんなときは足元にラグを敷くことにしています。小さなラグなら、作業が終われば元の位置に戻すのもラク。1枚小さなものがあると便利使いできます。

ラグは苦手という方は、スリッパや厚手のソックスなどを使って体を温めるのもおすすめです。

 

●作業場所を変える

デスクを置く場所を選べるのであれば、冷気が入ってきやすい窓からは、できるだけ離れてみましょう。部屋によっては、扉から入るすき間風が冷たいこともあるので、いろんな場所を試してみるといいでしょう。

 

●赤系のインテリアで視覚的に暖かさを

赤・黄色・オレンジなどの暖色系アイテムを使って、視覚的に暖かさを感じられるようにするのもおすすめ。筆者の場合、お気に入りの雑貨などで取り入れると、作業の疲れも和らいで、効率も上がる気がします。

温かい飲み物で体を内側から温める

●サーモタンブラーを使って温度を保つ

直接的に体を温めるために、ホットドリンクを飲みながら作業を進めることが多い筆者。通常のマグだと寒い日はすぐに飲み物が冷めてしまうので、サーモタンブラーを使います。

ちなみに筆者は緑茶が好き。紅茶やコーヒーなど気分で変えられるように何種類かそろえておくと、選ぶ楽しさも増えて、作業が効率よくはかどる気がしています。

 

●ポットをステンレスに変更

とはいえ、サーモタンブラーから直接飲むのは苦手…という方もいらっしゃると思います。その場合はポットを利用するのがおすすめ。筆者はFrancFrancのポットを使っています。

ポットからマグに飲み物を入れるのは少しずつ。マグになみなみ注ぐということはせず、大体半分くらいを注いで飲み終わったら継ぎたす。そうすれば、常に温かいドリンクを飲めるので、ポットの利用もかなりおすすめです。

家で過ごす時間が増えると、暖房代など光熱費も気になりますよね。お金をかけずに快適に過ごせる工夫、ぜひいろいろ試してみてください。ただし、暖房を使わないといった、体に負担をかけるガマンは禁物です。