飾り方の難しい造花は、花瓶の色を意識するだけで冬仕様に。余っている毛糸玉をまとめて置くだけで、立派な冬のインテリアに大変身! 冬のインテリアの飾り方を、ディスプレーデザイナー・みつまともこさんに教えてもらいました。

ダークカラーの花ビンに「枝ものとドライフラワー」を飾って

植物を冬に飾るなら、枝ものやドライフラワーを。

「造花だけだとチープに見えてしまうこともあるので、本物のドライフラワーと合わせて。ふわふわ、ふさふさした植物だと冬感が出ます」とみつまさん。

ブーケ状のものはバラして使用。長さを切ったり、形を整えてアレンジを。

「透明ガラスではなく、ダークカラーの花ビンを選ぶと冬っぽくまとまります」

<プチプラ造花をおしゃれに飾るポイント>

1:高さのある花ビンには、造花を「倍の高さ」まで飾る
2:低めの花ビンは、造花を「丸いシルエット」に仕上げる
3:造花の色は(白と緑を除く)3色まで
4:本物のドライフラワーを交ぜて飾る

・花ビン/左:コンストフル 花瓶 高さ10cm 499円(イケア)、右:メディシンボトル高さ22cm 330円(Standard Products) 植物/左:パンパスグラス 110円(DAISO)ドライフラワーブーケ(ロング、オレンジ)330円(Standard Products)、右:パンパスグラス 110円、コットンフラワー 110円、プロテアブーケ 330円(すべてDAISO)

●これもおすすめ:ドライフラワーブーケ

数種類がブーケになっているドライフラワー。

「アレンジ不要なので、飾るときは長さだけ調節すればOK」

・ドライフラワーブーケ(ロング、ホワイト)330円(StandardProducts)

キャンドルの近くには「手づくり毛糸玉」を添えて

部屋に温かみをプラスしてくれるのが、火をつけないキャンドルと毛糸玉を使ったディスプレー。「手もちや100円ショップの毛糸で十分かわいくつくれます。玄関の棚やテレビボードの一角に飾るのもいいですよ」とみつまさん。

クリスマスに使った赤&緑のキャンドルを、別のくすみ青キャンドルと合わせて再利用。

「高さ違いを3個、お皿にのせると統一感が出ます」

●毛糸玉のつくり方

(1) 指4本に毛糸をぐるぐる巻く

毛糸を指にぐるぐると巻きつけて、毛糸玉の芯をつくる。ざっくりした雰囲気が出る太めの毛糸がおすすめ。

(2) 指から外して十字方向に毛糸を巻く

ある程度の束ができたら、指から外して十字方向に毛糸を巻く。最初に巻いた量と同じくらい巻きつける。

(3) 毛糸を巻きながら球体にする

「十」の字になったら時計回りに動かしながら巻きつけ、360度ぐるりと巻いていく。球体になるまで巻く。

毛端を毛糸玉の中に入れ込んで完成!

●これもおすすめ:アロマキャンドル

同じサイズの3色セット。

「すでにカラーリングされているので手軽。お皿の上に等間隔に並べても、キュッとまとめてもかわいい」

・グラスビョルク アロマピラーキャンドル 3ピース 直径7×高さ10cm 999円(イケア)

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