トヨタ自動車は25日、モビリティサービス「TOYOTA SHARE」をリニューアルし、「チョクノリ！」と統合して2月1日から運用を開始すると発表した。

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　TOYOTA SHAREは、トヨタが提供するカーシェアサービスだ。専用アプリで車を予約すれば、スマートフォンによる解錠で利用できる。「チョクノリ！」は、トヨタレンタカーが運営している無人のレンタカーサービス。今回の統合により、両サービスのメリットを取り入れた、ひとつの新しい事業となる。

　リニューアル後の「TOYOTA SHARE」でも、スマートフォンがあれば、24時間365日いつでもカーシェアが利用可能だ。利用できるステーション数は、これまでの約700箇所から、チョクノリ!の約540箇所を加えた約1240箇所に拡大。

　利用可能時間は、現行のTOYOTA SHAREでは15分〜72時間、現行のチョクノリ！が6時間〜1カ月だったものが統合され、15分〜1カ月となる。予約可能期間も両サービスが統合され、従来のTOYOTA SHAREが2週間前からかのうだったものが、3カ月前から可能となる。

　またこれまで両サービスともワンウェイでの利用は不可だったが、2月から期間・地域・予約方法を限定した上で、実証実験を開始するという。

　TOYOTA SHAREの料金は、入会金が0円。月会費は現在無料キャンペーンを実施中。利用料金は車種により異なるが、6時間までは15分220円〜となっており、6時間を超えた利用はパック料金が用意されている。