業務スーパーで販売されている『油条(ヨウティヤオ) 中華揚げパン』をご存じでしょうか。

油条(ヨウティヤオ)とは、中国式の細長い揚げパンのこと。中国ではお粥や豆乳に添えたり、朝食に食べたりする食材なのだとか。もっちりサクサクのクセになる食感で、スイーツにアレンジしてもおいしい一品です。

『油条 中華揚げパン』の価格・コスパは?

『油条(ヨウティヤオ) 中華揚げパン』は300円(税込、税抜278円)で販売中。冷凍揚げパンが6本入って、内容量は300g(1本50g)。カロリーは100gあたり380kcal(脂質 21.1g、炭水化物 40.8g)。1本あたりは190kcal。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

以前紹介した際の商品は267円(税込)だったので、12%ほどの値上がり。以前と比べてボリュームは変わっていませんが、原材料に糖類などが追加されたためか、カロリーがそこそこ高めになっています(1本138kcalから190kcalに)。

『油条 中華揚げパン』の調理方法は?

調理方法は170℃の油で凍ったままの本品を3分ほど揚げるだけ。長さが16cm前後あるので、大きめの鍋かフライパンに油を熱して、裏返しながら片面1分半ずつ加熱するのが無難です。手早く用意したい場合は、オーブントースター(1200W)で約4分ほど加熱してもOK。

『油条 中華揚げパン』はどんな味? 食感は?

表面はしっかり硬めのカリカリサクサクした歯ざわり、中の生地はもっちりした弾力感。小麦粉の風味に軽い甘みと塩気を足したシンプルな味付けです。油の旨みもあってしっかりした味ですが、そのまま食べると若干の淡白さが残ります。単品でのおいしさよりは、食感の良さを活かしてアレンジを楽しむタイプの食材ですね。

本場中国のように温めた豆乳に浸してつまむだけでも良い小腹満たしになりますし、砂糖やシナモンシュガーをまぶして菓子パンのようにしても美味。バニラアイスをのせて蜂蜜をかけるといったスイーツアレンジにしても、やみつき度の高いおいしさになります。

ひとくちサイズに刻んでサラダやスープの具材にするボリュームアップ用途にもおすすめ。ちょっと凝るなら台湾のスープ料理・鹹豆漿(シェントウジャン)を作るのもアリ。温めた豆乳を醤油や黒酢で味付けして、本品、桜えび、ネギなどを添えるだけで本格的なおいしさに仕上がりますよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

小麦粉や卵でシンプルに仕上げた、中国式の冷凍揚げパン独特の粘っこい弾力感のある生地で、食べごたえも食感も優秀素材の旨みを素直に立たせた味で、単品だと若干物足りないクセがなくてアレンジしやすく、スープ料理やスイーツにするのがおすすめ