１月２７日から日光市で「湯西川温泉かまくら祭」が３年ぶりに行われるのを前に湯西川温泉の女将たちが１８日、益子町の酒蔵で祭を盛り上げようと、どぶろくの仕込みを行いました。

　気温６度に保たれた酒蔵の中で湯西川温泉の女将２人が「かい入れ」と呼ばれる作業を行いました。「かい入れ」はどぶろくの原料の米や麹などを空気と混ぜ合わせる作業で毎日、欠かさず行われます。

　新型コロナウイルスの影響で２年間中止されていた「湯西川温泉かまくら祭」は今年３年ぶりに行われ、３０周年を迎えます。感染防止対策として名物のバーベキューが楽しめる大きなかまくらは作らず、ミニかまくらを並べてろうそくを灯します。祭りは１月２７日から２月２６日までで、ミニかまくらの点灯は期間中、毎週金土日の３日間です。できあがったどぶろくは湯西川温泉の旅館などで楽しめるということです。