膨大な著作、発言などから選りすぐった人物論、人間観のエッセンス。


『昭和史の人間学』半藤一利

“歴史探偵”と自らを称した半藤一利は、共著も含めれば100冊近い書物を遺しました。書籍化されていない雑誌記事を含めれば、その仕事量はじつに膨大です。

半藤を比類のない存在にならしめたのは、資料探索による無尽蔵の知識と取材による見聞の双方から成る蓄積といえます。氏の仕事をさらに価値あるものにしているのは、そうした莫大な蓄積を土台にした上で、史料の裏側を読む確かな視点があったからだと思われます。史料の裏側を読むとは、人の心理を読むことでもありましょう。なぜなら、本人も言うように、「歴史とは人間学」だからです。

だからこそ、半藤の人物評、つまり月旦は面白いのです。

今回、本書を編むにあたって、半藤が人物を評している部分にスポットを当てました。

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1月の文春新書

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タイトル 昭和史の人間学 著者名 半藤一利 発売日 2023/01/19 作品紹介 昭和史の語り部の珠玉の人物評
半藤さんの眼を通すと、歴史をつくった人間の顔が見えてくる。膨大な著作、発言などから選りすぐった人物論、人間観のエッセンス。 タイトル シン・日本共産党宣言 著者名 松竹伸幸 発売日 2023/01/19 作品紹介 共産党は「怖い」のか
共産党員である著者がなぜ党首公選制を訴え、自ら立候補を宣言するのか。外からは知ることのできない共産党の内情がよく分かります。 タイトル 装飾古墳の謎 著者名 河野一隆 発売日 2023/01/19 作品紹介 きみは装飾古墳を見たか?
石室が赤、緑、黒などで彩られている装飾古墳は、なぜ九州と関東の一部にしか存在しないのか? その謎に世界的な視座から取り組む。 タイトル 名優が語る 演技と人生 著者名 関容子 発売日 2023/01/19 作品紹介 あの名優と大女優が語らう、とっておきのエピソード!
仲代達矢×岩下志麻、松本白鸚×鳳蘭、小林薫×吉行和子、西島秀俊×梶芽衣子……。縁浅からぬ8組の名優と大女優が語らう豪華対談。