業務スーパーで販売されている『焼きとり 鶏とろ串 50本入』をご存じでしょうか。

鶏とろとは、鶏の胸と手羽のあいだ(肩の辺り)から少量取れる希少部位のこと。もも肉に近い柔らかさと独特の脂のりが特徴で、風味も食感も一段上のクオリティです。

『焼きとり 鶏とろ串 50本入』の価格・コスパは?

『焼きとり 鶏とろ串』は1,512円(税込、税抜1,400円)で販売中。冷凍鶏とろ串が50本入って、内容量は1.1kg(1本22g)、1本あたり約30円。カロリーは100gあたり103kcal(脂質 1.6g、炭水化物 1.3g)。1本あたりだと約23kcal。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

以前紹介した際の商品は1,274円(税込、約26円/1本)だったので、19%ほどの値上がり。コスパ(単価)は100gあたり約137円。ちなみに『焼きとり もも串 50本入』(1.1kg・1382円・約126円/100g)などのシリーズ品も同様に値上がり傾向です。

『焼きとり 鶏とろ串 50本入』の調理方法は?

スチーム加熱済みの商品なので、好みの方法で冷凍状態のまま加熱するだけ。レンジでさっと解凍するのはもちろん、フライパンでタレを絡めながら焼いてもOKです(タレは自前で用意する必要あり)。フライパン加熱の場合は皮目が引っ付いて形が崩れやすい点に要注意。こまめに裏返しながら調理するのがおすすめです。

『焼きとり 鶏とろ串 50本入』はどんな味付け? 肉質は?

鶏とろは脂のりの良いジューシーな柔らかさが第一の特徴。タレを絡めずそのまま食べてもほんのりと甘みを感じる味わいです。軽く塩を振るだけでも素材の旨みが引き立ちますけど、何も付けずに食べても満足感のあるおいしさですね。

第二の特徴は、脂のりが良いのに不思議とクドさはなく、たくさん食べてももたれないこと。皮目はなめらかで脂の甘みが出ている一方、中は引き締まった肉質で繊維がほぐれる口当たり。後味もあっさりしていてパクパクつまめます。

とにかく食べやすくて飽きが来ないタイプのおいしさ。派手さはないけど味付け次第で濃厚に仕上げられますし、とくに濃いめのタレを絡めて鶏とろ丼にアレンジすると美味です。一般家庭でも完食は余裕なので、ビールのお供にストックする用途には相変わらず鉄板の選択肢ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

鶏の肩辺りから取れる希少部位を集めた冷凍焼き鳥独特のあっさりした脂の甘みがある、後を引くタイプの地味なおいしさ他の部位に比べてもたれづらく、おつまみ用途での食べやすさと便利さは断トツ手頃さを重視するなら『焼きとり もも串 50本入』(1.1kg・1382円)などがおすすめ