浜田雅功、ハマ・オカモト

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 1月16日、ダウンタウン浜田雅功と小川菜摘の別居疑惑が『SmartFLASH』で報じられた。記事によると、小川は都内の高級住宅地に建つ豪邸に帰らずに、生活拠点を別の高級賃貸マンションに移しているとのこと。

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「かつてグラビアアイドルとの不倫をキャッチされた浜田さんだけに、ついに夫婦仲がこじれたものと思いきや、どうやら女優活動に打ち込むようになった小川さんが、“舞台に集中するために借りた部屋”というのが真相としています。

 この手の芸能人夫婦の“トラブル”が取り沙汰されると、決まって改めて見直されるのが家族構成。やはりというか今回の別居騒動で、ネット上では“初めて知った”“息子だったんだ”との声も上がっています(笑)」(スポーツ紙・芸能デスク)

 1989年に結婚したおしどり夫婦には息子が2人いる。うちの1人が、若い世代のネットユーザーをざわるかせる原因となった長男・茺田郁未。人気ロックバンド『OKAMOTO'S』でベーシストとして活躍するハマ・オカモトのこと。

 中学時代にベースをはじめ、高校生になるとバンド活動に熱中していたハマは、卒業後にOKAMOTO'Sに誘われて加入。2010年にメジャーデビューを果たした際も、大物芸能人の“二世”であることは伏せられていた。

“浜ちゃんの息子”を隠し続けた理由

 “ダウンタウン・浜田の息子”の肩書きがあれば、バンドの名前を売るにも容易いような気もするが、当時の事情を知るレコード会社関係者によると、

「当初は実力以外のところで注目されることを懸念して、彼を迎える際にメンバー同士で話し合い、“浜ちゃんの息子”であることは一切触れないと決めたそう。

 結局は注目の人気バンドになったことで隠しきれずに……、まあ、顔も似てますからね(笑)。デビューから2、3年後には周知の事実となりましたが、バンドだけでなく、多くのアーティストからも声がかかるベーシストとして、“親の七光り”とは無縁の若者から支持を集めるミュージシャンになりました」

 2022年12月31日に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』でも、同様に「浜ちゃんの息子だったんだ」との驚きの声があがっていた。

 特別企画として出場して出演した、ギターを片手にパフォーマンスを披露したサザンオールスターズ・桑田佳祐、佐野元春、世良公則、Char、野口五郎らによる“同級生ユニット”の『時代遅れのRock'n'Roll Band』。

 さらにゲストとして同い年の大友康平、原由子がそれぞれドラム、キーボードで参加する豪華バンドが実現したのだが、その中で唯一、彼らとは親子ほどに年の離れたハマがベースを担当したのだ。

サザン桑田も知らなかった素性

 すると家族で紅白を見ていたであろうネットユーザーからは、

《ハマ・オカモトが浜田の息子だってさっき紅白見ながら親に言われて知ったときの衝撃よ》

《紅白歌合戦を一緒に見ていた母から「この人はドラマで主演してたよ」「3人がグループから脱退するんだよ」などなど世俗の知識を教えてもらった。代わりにハマ・オカモトが出てきた時に「ダウンタウン浜田の息子だよ」と教えてあげた》

 などと“世代間ギャップ”で盛り上がる、親子のコミュニケーションに一役買ったようだ。

「かくいう桑田佳祐さんも、ハマさんの“素性”を知らなかった1人だと聞いています」とは、前出のレコード会社関係者。

「桑田さんからは“ハマちゃん”と呼ばれて可愛がられているそうですが、元はハマ・オカモトさんのラジオを聴いていたそうで、その音楽の豊富な知識と情熱、バンド愛を感じ取って、“是非とも一緒にセッションしたい”と思っていたようです。

 そして昨年に『時代遅れのRock'n'Roll Band』のプロジェクトを立ち上げた時に、マネージャーを通じてハマさんにオファーを送ったそう。本人は、集められた自分以外のメンバーを見てかなり驚いたみたいですが(笑)」

“二世”であることを忘れ去れる活躍

 こういった世代間ギャップは、俳優では佐藤浩一や香川照之、大森南朋に見られ、近年でも『ONE OK ROCK』のTAKA、『NiziU』のリマ、新田真剣佑と眞栄田郷敦兄弟といった“二世”にも起きていることと言えよう。

「藤圭子さんを母に持つ宇多田ヒカルさんもそうでしたが、彼・彼女らは親が芸能人であったとしても、“そういえば二世だった”と忘れさせるような、圧倒的なパフォーマンスを持って自己を確立してきた存在です。もちろん、そこには“親の七光り”に甘んじるのではなく、懸命に努力を重ねてきた過程があってこそだと思います」(同・レコード会社関係者)

 2019年3月放送のTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』に出演した父・浜田雅功。この日、木村からOKAMOTO'Sの活躍ぶりを振られるも、【俺は認めてないもん、あいつら】としつつ、こんな親子のエピソードを披露していた。

【ちょっと1回言うたらなアカンな思って。家でメシ食うてる時に、“お前さ、それ(バンド)でメシ食おうと思ってずっとやってんの?”って言うたら、(ハマ・オカモトが)箸バンって置いて“そんなに甘くねぇよ!”って】

 もしかしたら浜田が、“ハマ・オカモトの父”と呼ばれる日もそう遠くはないのかもしれない。