ダウンタウン・浜田雅功(2017年12月)

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 ダウンタウン浜田雅功に別居報道が飛び出した。

【写真】アメカジで揃えて息子の運動会に出席した浜田と小川

 写真週刊誌FLASH(1/31号)が報じるところによると、結婚33年の妻・小川菜摘が都心の超高級賃貸マンションに拠点を移し、世田谷区内の豪邸に戻らなくなっているというのだ。

 小川は子育てが終了した近年は舞台で精力的に活動し、2月からも岸谷五朗主演舞台『歌うシャイロック』出演の予定だという。

 セリフ覚え、役作りなどのためには別に部屋を借りた方が都合が良く、FLASHはそのような“セカンドライフ”の一環としての別居の意味合いもあるとしている。

 しかし、やはり2014年6月に浜田が起こしたグラビアアイドルとの不倫騒動が尾を引いている、とも報じている。

 写真週刊誌『フライデー』によって報じられたその不倫関係は3年半に及ぶ重たいもので、車内でのツーショットも激写された。浜田が都心に借りていた別宅が舞台だった。

 つまり、今回の別居は小川の“逆襲”としての意味もあるのでは、とのこと。

「FLASHは小川さんが1週間以上豪邸に帰らなかったことを確認したということです。ただ、芸能人夫婦である以上そのようなすれ違いはよくあることですし、精神的にもすれ違いがあるのか、またそれが深刻なのかは、知る由がないので難しいですね」(スポーツ紙ベテラン芸能記者)

スピード感ある対応で「意気消沈ゴリラ」

 また、当の小川菜摘も16日インスタグラムを更新し、目を閉じて唇をとがらせる女の子のイラストとともに「え?(笑)んなアホな(泣き笑いする絵文字)」という短いコメントを投稿。別居報道の否定ではないかと解釈されている。

 しかし、小川といえば、思い出されるのはその浜田の9年前の不倫騒動での完璧な対応だ。報道直後にブログを更新。一部省略しているが、このような文面だった。

「主人は今回の件に関して、コメントを出し、猛省しております。

 彼は羽目を外し過ぎ、伸ばし過ぎた羽根を家族にバキバキに折られ、その羽根をそっと畳み、意気消沈ゴリラになっています。

 そんな彼を、私たちは変わらず笑顔で支えていこうと思っています!

 我が家は大丈夫です!」

 報道直後というタイミング、謝罪を受け、自分としては解決したという事実の明確な表明は適切(本心から納得していたかは別として)だった。そして「意気消沈ゴリラ」というパワーワードが何より温かい笑いを引き起こし、夫のイメージダウンを防いだのだ。 

 相方の松本人志も「飯がうまい」「(ASKAの薬物不祥事を謝罪した)CHAGEばりに俺も謝らなあかん」などと“笑いの援護射撃”を送り、事態の沈静化に貢献。結局浜田のレギュラー番組は何一つなくなることはなかった。

 そもそも、浜田はプロ意識が高く、周囲への心配りも欠かさず、仕事仲間の評判はすこぶるいい。

 もちろん親切全開というタイプではないが、要所要所で見せる配慮が後輩たちに大きく響くのだ。

 かつてTBS系ドラマ『十年愛』(1992年)で浜田と共演した鈴木杏樹は、3年前のラジオ番組で撮影現場での出来事をこう振り返る。

 演技においてスキル不足で「TBSのありとあらゆる方」に怒られていたという鈴木。そして現場で泣き出してしまった際、浜田は必ず“たばこ休憩”を取り始めたのだという。

 つまり、鈴木の号泣で撮影が遅延しているのを目立たせないため、それに合わせて自分からプチブレイクを作りだしていたというわけだ。人柄が「本当に温かいんです」とのこと。

 また、後輩たる若手芸人たちにはもちろん“厳しい”視線を欠かさないが、彼らの成長を促すようなエピソードがある。

 お笑い界の大将たる浜田と食事のような場になると、若手芸人たちは時として過剰な心遣いをしがちだ。

「例えば、飲み会後に道でタクシーを無理やりに止めて『浜田さんさあどうぞ』のように見送りをしようとした地方出身の若手がいると『お前そんなことするために東京来たんちゃうやろ、お笑いしに来たんやろ』と叱責するのだそうです。もちろん気配りは必要だが“太鼓持ちのようになるな、芸を磨くことを忘れるな”という浜ちゃんからのメッセージでしょうね」(テレビ局社員)

 このような気配りと人望がある限り、これからも“浜ちゃん”人気と好感度は下がることはなさそうだ。

 ひとまず、松本人志が出演する次回1月22日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で松ちゃんからの一言も注目されるーー。